忍者ブログ
映画のコトやら何やら綴りませう
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

や、以前にシリーズ第1弾「ファイナル・デスティネーション」(2000)のエントリーでも書きましたが、私ゃこの作品が好きであります。
しかしまさか本作が地上波ゴールデンタイムに放送されるとは。流石テレビ東京、流石木曜洋画劇場。

「デッドコースター」(2003)
FINAL DESTINATION 2

とにかく最高の見せ場は最初の交通事故シーン。編集の見事さもあってその壮絶さは素晴らしい。
で、前作同様主人公の予知夢によって命を救われた人々が、しかし運命から逃れることは出来ずに次々と不条理な死に方をしていきます。この次々と死んでいくシーンのエゲツなさが本シリーズの売りなわけです。
実に単純明快なストーリーにして、悪趣味きわまりない映像の数々。
ドラマ的には疑問点が無いわけではありませんが、しかしそんなことは物ともしない強引な勢いが本作にはあります。前作から大きくパワーアップした、そりゃあり得ないだろーと思える残虐で奇をてらったキャラクターたちのハイテンションな死に様には、いつしか笑いさえこぼれてしまいます。
物語が単純なだけに、この前作以上の派手なショーアップは大成功。
死に様のパワーアップしたシリーズ2作目というと、ふと「オーメン」(1976)に対する「オーメン2 ダミアン」(1978)を思い出したりするわけですが、こちらは逆にそれで物語的な面白さを削いでしまった感が強かったので、まぁ単純にショーアップと言っても難しいわけなんですねぇ。

しかし今回本作を地上波で放送したテレビ東京さんの英断には拍手しますが、それでもやはりと言うべきか登場人物が死ぬシーンそのものはバサバサとカットされていましたね。
本作の最大の売りであるシーンをことごとくカットされては作品の魅力は半減以下。ということで、今回の放送で本作が気に入った方にはぜひDVDなどで再見していただきたいところです。

さて久しぶりに本作を見たところで、シリーズ第3弾「ファイナル・デッドコースター」(2006)がますます楽しみになってまいりました。

それはそれとして、やはり本作ラストの爆発シーンは何度見ても「モンティ・パイソン」を思い出して爆笑してしまふ(笑)。

放送記録:2006年09月07日PM09:00~10:54テレビ大阪「木曜洋画劇場」

PR

さぁてそろそろ寝るべえか、と思ってたところにこんなニュースが。

痛いニュース
・TV放映から10年…「エヴァンゲリオン新劇場版」が4部作にて製作決定!

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/788406.html

ニュータイプ10月号からの情報らしいですね。
まぁ詳しくはリンク先を見ていただくとして、TVシリーズ放送当時に結構熱中していた身としてはそれなりに見てみたいという思いはあります。けど、やっぱりどうして今更という思いも強いですね。
制作側としては記事中にある・・・

>・現状のアニメ業界に対するアンチテーゼとして、エヴァから始まった時代に幕を引くというのが制作側の心構え。

と言う思いなのかも知れませんが、この上から見下ろしたような偉そうな物言いもさておき、そもそも前の「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 まごころを、君に」(1998)において散々ファンを小バカにするような作品に仕上げておいて何を言うかという気分です。
しかし庵野監督ももう「エヴァ」みたいな作品は作らないと言っていた気もするのですが、やはり劇場版「Zガンダム」の予想以上の成功を見て行ける!と思ったのでしょうかね。アンチテーゼとか幕引きとか格好良いこと言わず、素直にもう一儲けしたいって言ってくれた方が気持ちいいんですけどね(笑)。
それに4部作というのは長すぎるような。最後まで客を引っ張るだけの自信はあるんでしょうけど。むしろ「アニメ業界に対するアンチテーゼ」と言うなら全12話とかで深夜にTV放送した方がいいような気がしたり。
まぁ最近では「トッブをねらえ!2」みたく良くできた作品も作っていますし、「昔のとは全く違う」エヴァがいかなるものか興味はあります。今となっては劇場まで行く気にはなりませんが、DVDが出たら見てみましょう。

それにしても数年前に話題になってたハリウッドでの実写リメイクの方の企画は完全にポシャっちゃったのかな?

清水崇監督と言えば「呪怨」シリーズだけでハリウッドまで行っちゃったという監督さんです。まぁ実際にはTVなどを中心に他にもちらほら撮っているわけですが、でもメインはいつも「呪怨」、デビューから延々と「呪怨」です。それでハリウッドまで行ってセルフリメイク「THE JUON/呪怨」(2004)を大ヒットさせちゃうんですから大したものですし、私自身「THE JUON/呪怨」を含めた「呪怨」シリーズを高く評価しています。
ですが、その一方で清水監督の真価を確認する意味でも「呪怨」以外の本格的な映画作品を見てみたいと思っていました。

「輪廻」(2006)

「感染」「予言」(2004)に続く「Jホラーシアター」の第2弾として今年頭に公開されたのが本作です。輪廻転生をテーマとした恐怖作品はこれまでにも多々あり「リーインカーネーション」(1975)や「オードリーローズ」(1977)など印象深い作品でしたが、清水監督がそのテーマにどういう切り口で挑んだのか楽しみでありました。

35年前にあるホテルで11人が無差別に惨殺された。その事件の映画化作品で主役に抜擢された新人女優杉浦渚は奇妙な夢を見ると共に、付きまとう少女の霊に怯える。同じ頃、女子大生木下弥生もまた奇怪な夢に悩まされて今は廃墟となったホテルへ向かうのだった。

今回の清水監督はお化け屋敷映画として高い完成度を誇った「呪怨」と違った、ドラマ性を重視した作品作りに挑んでいます。タイトルの輪廻自体にはさほど重きを置かずに魂の普遍と復讐を正面から描いたドラマは面白く、救いのないラストまで一気に見せてしまう監督の力量はやはりなかなかなもの。メイン3人が誰の転成なのかというミスリードも堂に入ったもので見事に騙されましたね。登場人物達にとって理不尽すぎるストーリー展開も「呪怨」シリーズ的ですが、輪廻転生を絡めることでより悲劇性が増しているところも良し。
まぁ理に落ちすぎる展開と複数存在する疑問点が不満と言えば不満ですが、それはさしたることでも無いでしょう。それよりも優香扮する杉浦渚と香里奈扮する木下弥生という2人のヒロインのドラマが映画の中で一切絡むことなく両立していることが映画のバランスをやや居心地悪くしているのが問題かなと。しかし監督の並以上の力量を確かめることが出来た良い作品でありました。

それにしても最初主演が優香だと聞いたときにはかなり不安でした。どうしてもバラエティタレントというイメージでしたし。しかし本作を見て立派な女優さんじゃんと認識を改めました。

後細かい事ですが、
かつて惨殺事件のあった古いホテル、どこまでも続く赤絨毯の廊下、幼い少女の幽霊・・・と来たところで当然ながら「シャイニング」(1980)を思い出します。映画好きの清水監督らしいお遊びでしょうか。
本作で重要な(怖がらせ)アイテムとして出てくる人形の不気味さは「サスペリアpart2」(1975)の自動人形に匹敵するなぁ。でも人形の不気味な造形はちょっとやりすぎ且つわざとらしすぎかも。
35年前の事件の唯一の生き残り役を演じるのは大ベテランの三條美紀さん。出番は少ないものの流石の迫力。

そんなわけで、清水監督の次回作にも期待します。次はハリウッド版「THE JUON2」ですかね。

っとその前に、
「機動戦士ガンダム」のブライトさん他、数々のアニメに出演されていました声優の鈴置洋孝さんが亡くなられました。「無敵鋼人ダイターン3」の破嵐万丈とか「戦国魔神ゴーショーグン」とか「キャプテン翼」とか「イッパツマン」とか・・・好きな声優さんのお一人でした。56歳か、まだ若いなぁ。
ご冥福をお祈りいたします。

・声優の鈴置洋孝さん死去 「ガンダム」のブライト艦長役
http://www.asahi.com/obituaries/update/0810/002.html


さて「妖怪大戦争」です。
「妖怪大戦争」と言えばかつて大映が「妖怪百物語」(1968)に続いて同年に放った妖怪シリーズ第2弾でして、西洋から飛来した吸血妖怪ダイモンと日本妖怪連合の戦いをダイナミックに描いた娯楽特撮映画でした。いや~、大映特撮と言えば「ガメラ」シリーズより「大魔神」シリーズやこの「妖怪」シリーズの方が好きだった子供時代。私が時代劇好きというのもあったと思いますが、特撮や物語の緻密さが楽しめるのはやはりこちら方面だったと。数多くの時代劇で培った当時の大映京都の実力がかいま見えます。
で、何かと言えばリメイクばかりの昨今の映画界ですが、突然この「妖怪大戦争」がリメイクされるの報を聞いてちょっとビックリしたものです。

「妖怪大戦争」(2005)

さて完成したのは、オリジナルとはまったく関係のないタイトルを借りただけの作品でした。その時点でかなりガッカリ。現代が舞台で時代劇でもないしなぁ・・・。これを「妖怪大戦争」のリメイクと呼ぶのは詐欺に近いのではないか。むしろ敵役を魔人・加藤保憲と設定したことで「帝都物語」(1988)の番外編的側面を持たせた事の方が興味深いことでした。

魔人・加藤は人間に捨てられた廃品たちの恨みを利用して東京壊滅を企む。気の弱い少年タダシは伝説の英雄である麒麟送子に選ばれ、否応なく加藤と対決するハメに陥っていく。だが彼をサポートする妖怪達はイマイチ頼りないのだった。

加藤が捕らえた妖怪をスクラップと合体させ、メカメカしいロボット妖怪を量産するというのは今風で面白い。妖怪達のほとんどがまるで戦う気がないというのも反戦の意図を込めたのか、それとも現在の日本を皮肉っているのか、まぁ悪くはない。けど、結局「大戦争」が無いというのはタイトルに偽り有りではないか。
とにかくストーリー全部が行き当たりばったりでドラマの体をなしていないのが見ていて辛い。どうしてタダシが伝説の英雄に選ばれて加藤と戦わねばならなかったのか、どうして妖怪達は仲間が次々と加藤に捕らわれているのにかかわらず戦おうとせずにつまらないギャグを連発するのか。
ショボいCG、ショボい演技、寒いギャグのつるべ打ちは本当に辛い。主役の神木隆之介くんと川姫を演じる高橋真唯さんの熱演ぶりが逆に浮きまくって気の毒でならないのです。

最終的に加藤を倒したのも行き当たりばったりなギャグによるもので、血塗れで頑張ったタダシくんがバカみたい。もちろん苦心の末に強大な敵を倒したという爽快感も欠片もなし。「帝都」ファンとしては加藤をこういうギャグキャラにしてほしくなかったなぁ。

全体として子供向けを意識して作られたのはわかります。でもその一方で何の説明もなく加藤保憲を敵に設定するなど子供の観客には説明不足感が多々あるのも少々疑問。そして薄すぎるドラマと適当すぎる展開。
これがTVスペシャルとして作られたのなら「頑張ったね」って言えるのですが、金を取っちゃダメだろ(笑)。

上記の通り神木くんは上手い。ただやたらと驚く演技ばかりが連続するのは脚本に難あり。高橋真唯さんもいいね。栗山千明さんはわりとご贔屓の女優さんですが、今回の役所はあまり面白みがなかったかな。それにしてもせっかく加藤を出すなら無理をしてでも嶋田久作氏に演じて貰うべきだったと、これは真剣に思います。
それと、やたらとフトモモに固執した演出は何か深い意味でもあったのか?(笑)

ところで今回の放送ではラストがバッサリとカットされていたようで、そこらへんはTV局の誠意を疑いますね。放送だけ見ると結局スネコスリは死んだままなように見えますし、宮迫博之演じるジャーナリストの存在も意味不明。カットするにしてももっと他に消せる部分があったろうに。

まぁしかし、今回最大の不満は旧「妖怪」シリーズの醍醐味だったラストの百鬼夜行が無かったことですね。元々無かったのかカットされたのか知りませんが。

放送記録:2006年08月11日PM09:00~10:54読売テレビ「金曜ロードショー」

え~、F1トルコGPの中継を見ながら書いています。で、ちょうど12時ですが、いつレースは始まるりでしょうか・・・。この痛い前置きは何なのでしょうか・・・。「これからF1に興味持ちま~す」なんて女をゲストに呼んでどうするのよ。
さておき、

クリムゾン・リバー(2000)
THE CRIMSON RIVERS

以前放送された時には所用で前半しか見られなかったもので、今回改めての鑑賞となります。
今年5月に放送された続編「クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち」(2004)は前半の雰囲気は素晴らしかったのに途中からグダグダになる残念な作品でしたが、本作はしっかりした原作もあるということで期待。

や、本作もムード最高ですよ。猟奇的に殺されたグロテスクな死体が発見される導入部から田舎町と歴史有る閉鎖的な大学。全編貫く寒々とした雰囲気が実に良い感じ。二人の刑事がそれぞれに捜査する二つの事件が1本の線に繋がっていく展開はわくわくします。

が、ストーリーとしてはかなり適当な展開なのがになります。まぁミステリとして見ていたせいもあるのでしょう。あくまでサイコサスペンスとして見るなら、この行き当たりばったり感もアリなのでしょう。
でもそれでも、推理らしい推理もなくいつの間にか犯人に行き当たりましたという展開はちょっと勿体なし。細かい疑問点も多く、犯人の動機もいささか納得のいかないものが。脚本がどうにもこなれていないです。
まぁそれはそれとしても映像は素晴らしいし、最後まで興味を引きつける演出は良いものです。
で、このまま渋い雰囲気のままラストまで行ってほしかったわけですが、どうしてこうラストは派手なアクションとスペクタクルシーンが必要だと思っちゃうんでしょうねぇ。これも残念。

<注意:ここからラストのネタバレありです>

犯人が実は双子だったというのはまぁありがちではありますが良しとして、彼女らは最後雪山に登って何をしたかったんでしょうかね? 流れからすると雪崩を起こして学校を破壊しようというところでしょうけど、実際に雪崩が起こっているのにそういう展開は無しなのはいかがなものか。

ところで双子の悪い方が雪崩に吹き飛ばされ、二人の刑事と双子の良い方が救出されるラストを見ながらこんな黒い結末を予想していたり。吹き飛ばされた悪い方は雪の中で生きていた。その彼女の側にやはり雪崩に流された良い方の死体が。彼女はとっさに入れ替わりを考える(ここらへん映画の中の謎にも沿っているし)。というわけで、ラスト刑事達と一緒に救出された女は復讐の殺人鬼の方だったのだ。
なんてラストだとよりサイコサスペンスっぽくなりますが・・・日曜の夜から鬱な気分になっちゃいますね(笑)。

放送記録:2006年08月27日PM09:00~10:54ABCテレビ「日曜洋画劇場」

現在も放送中のTVアニメ「ケロロ軍曹」は私も毎週楽しく見ておりますが、これは今年3月に公開された初の劇場版であります。

超劇場版ケロロ軍曹(2006)

ケロロ軍曹と冬樹はガンプラを買った帰り道、不思議なほこらに封印されていたケロン星の古代侵略兵器キルルを復活させてしまう。キルルは地球人同士の信頼を失わせ、そのネガティブな精神を吸収しながら巨大化。このまま成長を続けて分裂すれば地球は滅びることになる。地球を守るためにケロロ小隊は立ち上がるが・・・。

まずはケロロ小隊の面々を紹介しつつ様々な特撮&アニメ作品のメカを粉砕していくオープニングがパロディネタ重視の「ケロロ軍曹」らしく快調。でもそれ以上にジムスナイパーカスタムを買ってはしゃぐ軍曹と冬樹の風景がホノボノしていてとても良し。なるほど、今回の映画はこの二人の友情話なのだなということを伝える意味も込められて良いスタートです。

物語は凶悪無敵の侵略者キルルから地球を守る戦いを描いているわけですが、そのためのキーワードが友情というのも良い感じ。ただどうしても1時間という上映時間では喰い足り無さが残りますね。キルルの能力によって登場人物たちの友情や信頼に亀裂が入り、しかし友情を取り戻してキルルに立ち向かうまで、いささかテンポが速すぎてそこらあたりの心情の変化をもう少しじっくり描いて欲しかったところです。ドラマ的にも古代の超兵器などの設定はどうしても必要なものというほどでもありませんし、ここは友情ネタに集中した脚本でも良かったのでは。
クライマックスの主要キャラ総出演によるキルルとの対決は、これももう少し時間を取って欲しかったところですが、映画というお祭り騒ぎっぽくて良いですね。
全体として「ケロロ軍曹」ファンとしては悪くない作品ではありましたが、やはり映画としては喰い足りなかったかなと。

ところで本作の一番気になった点は、映画オリジナルキャラのミララの棒読みっぷりでしょうか。声は新垣結衣という方ですが、映画的ゲスト出演てな感じなのかどうか知りませんがキルルの脅威や地球の危機を伝える重要なキャラなだけに上手い人に当てていただきたかった。
正直言って、棒読み女に説教されるとそれだけでハラ立ってくるって今回初めて気づきました(笑)。

来年には劇場版第2弾があるとのこと。今度はもっとお気楽極楽でテキトーなお話も見てみたいかな。

ええと、意外にも地上波初放送なのかな?

サイン(2002)
SIGNS

以前にもDVDで鑑賞した作品です。当時はシャマラン作品と言えば「シックス・センス」(1999)しか見たことのない段階での鑑賞でありまして、実のところその内容に結構腹を立てたりした作品であります。その時の感想はHPの方に残ってます(笑)。
しかし鑑賞から時間が経つにしたがい、またその後「アンブレイカブル」(2000) を見たことで評価が180度とは言わないまでもガラリと変わった作品でもありました。
神の存在、誰かからのサイン(らしきもの)、宇宙人の侵略・・・ばらばらな要素が詰め込まれ、終盤に向かって強引に纏められていく手腕はある意味見事。
これは侵略SFの姿を借りた宗教映画であり、そして宗教映画の姿を借りたバカ映画なのですね。典型的大バカ一発ネタ映画だった「アンブレイカブル」を先に見ていたなら本作も最初から楽しく見られたのにと思うと少々残念ではあります。
以前の感想では主人公が信仰を取り戻すきっかけが宇宙人の侵略である必然性がなく、その宇宙人の弱点等の設定のばかばかしさ安っぽさがむしろドラマを破綻させていると考えたわけですが、実のところシャマラン監督的にはあれが有るべき形だったということですね。

と言うわけで、数年ぶりに見た今回の放送、とても楽しく見ることができました。
子供達もふくめ出演者たちもみんな上手いんですよね。特にホアキン・フェニックスの驚きの演技は絶品。バカバカしいストーリーを大まじめに演じる彼らの姿はそれだけで楽しいものでした。

放送記録:2006年08月19日PM09:00~10:54関西テレビ「土曜プレミアム」


あ、ところで「ナルニア国物語」(2005)見ました。ディズニーらしい甘々なファンタジー大作でした。子供向けとして見れば悪くなし。詳しくはまた近いうちに。

アニメ「NARUTO」の劇場版シリーズ第2弾ですね。劇場公開当時の予告を見てからTV放送を楽しみにしていました。

「劇場版 NARUTO-ナルト- 大激突!幻の地底遺跡だってばよ」(2005)

シカマル、サクラと共に任務に当たっていたナルトは突如現れた西洋甲冑の騎士率いる一団に襲われる。彼らはハイドというなの男の配下で、強大な力を秘めたゲレルの石を探し出して争いのない平和な世界を造ることが目的だと言うのだが・・・。

力を秘めた神秘の石に魅入られた男の物語、と言うと「指輪物語」っぽいですが、実際の所さして目新しい設定でもなく実にオーソドックスなドラマです。ですがその分アクションを前面に押し出した展開はストレートに見ていて楽しいものでした。
前作「劇場版 NARUTO-ナルト- 大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!」 (2004)が変にストーリーに凝って爽快感に欠けるものになっていたのとは好対照。その分今作はドラマ的に薄っぺらいとも言えるわけですが、まーアクション主体の娯楽作品としてはこれはこれで良しでありますね。

で、その肝心のアクションシーンがなかなかに出来が良し。作画レベルも高く、結構ワクワクしてしまいましたよ。圧倒的な力を持った敵を登場させるのは面白い反面、ヘタな使い方をすると物語全体を崩壊させてしまう恐れもあるわけですが、本作はその部分でも悪くない演出でした。我愛羅が奥義を出しまくってようやく敵の一人を倒すなど面白くはあるけれどちょっと敵が強すぎないか?などと心配をしたものの。シカマル&カンクロウもサクラも頭脳戦で勝利したのはいい展開。
ついでながらサクラのガッツポーズはかなり萌え(笑)。
しかし砂忍のアクションが良すぎてナルトのクライマックスのハイドのと対決がイマイチ見劣りしてしまうのはちょっと勿体ないかな。
ナルトが命がけでテムジンを救おうとするシーンは不覚にも少しウルッときました。

見る前は「NARUTO」の世界に西洋騎士や高度な機械兵器などが登場するのはいかがなものかと思ってましたし、見た後もやはり気持ちは変わらないのですが、でも意外と見ている間はそんなに気にもならなかったのは流石。
こうなると次作「劇場版 NARUTO-ナルト- 大興奮!みかづき島のアニマル騒動(パニック)だってばよ」(2006) も楽しみになってきましたね。早くTVで放送しないかなぁ(笑)。

ちなみに今作で不満と言えば、砂忍の我愛羅とカンクロウが出ていたのに残り一人のテマリが出なかったこと。それとやたらと音声レベルが低くてセリフが非常に聞き取りにくかったことですね。

放送記録:2006年08月02日PM07:00~08:54テレビ大阪

付記。その後裏でやっていたボクシングのライトフライ級タイトルマッチを見ていました。最後は判定で勝敗が決したわけですが、亀田の判定勝ち。しかし・・・素人目に見てもそりゃないだろうと。K-1なんかも誰の目にも明らかな判定操作があってから人気が下がったわけですし、ボクシングの世界もこういう事をやってると先がないような気がしますがねぇ。

カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
はまりん
HP:
性別:
男性
管理者メニュー
カウンター
最新コメント
[11/24 はまりん(´▽`)y-~~]
[11/24 すくりん]
[05/07 はまりん(´▽`)y-~~]
[05/06 すくりん]
[04/10 はまりん]
最新トラックバック
バーコード
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]