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映画のコトやら何やら綴りませう
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現在も放送中のTVアニメ「ケロロ軍曹」は私も毎週楽しく見ておりますが、これは今年3月に公開された初の劇場版であります。

超劇場版ケロロ軍曹(2006)

ケロロ軍曹と冬樹はガンプラを買った帰り道、不思議なほこらに封印されていたケロン星の古代侵略兵器キルルを復活させてしまう。キルルは地球人同士の信頼を失わせ、そのネガティブな精神を吸収しながら巨大化。このまま成長を続けて分裂すれば地球は滅びることになる。地球を守るためにケロロ小隊は立ち上がるが・・・。

まずはケロロ小隊の面々を紹介しつつ様々な特撮&アニメ作品のメカを粉砕していくオープニングがパロディネタ重視の「ケロロ軍曹」らしく快調。でもそれ以上にジムスナイパーカスタムを買ってはしゃぐ軍曹と冬樹の風景がホノボノしていてとても良し。なるほど、今回の映画はこの二人の友情話なのだなということを伝える意味も込められて良いスタートです。

物語は凶悪無敵の侵略者キルルから地球を守る戦いを描いているわけですが、そのためのキーワードが友情というのも良い感じ。ただどうしても1時間という上映時間では喰い足り無さが残りますね。キルルの能力によって登場人物たちの友情や信頼に亀裂が入り、しかし友情を取り戻してキルルに立ち向かうまで、いささかテンポが速すぎてそこらあたりの心情の変化をもう少しじっくり描いて欲しかったところです。ドラマ的にも古代の超兵器などの設定はどうしても必要なものというほどでもありませんし、ここは友情ネタに集中した脚本でも良かったのでは。
クライマックスの主要キャラ総出演によるキルルとの対決は、これももう少し時間を取って欲しかったところですが、映画というお祭り騒ぎっぽくて良いですね。
全体として「ケロロ軍曹」ファンとしては悪くない作品ではありましたが、やはり映画としては喰い足りなかったかなと。

ところで本作の一番気になった点は、映画オリジナルキャラのミララの棒読みっぷりでしょうか。声は新垣結衣という方ですが、映画的ゲスト出演てな感じなのかどうか知りませんがキルルの脅威や地球の危機を伝える重要なキャラなだけに上手い人に当てていただきたかった。
正直言って、棒読み女に説教されるとそれだけでハラ立ってくるって今回初めて気づきました(笑)。

来年には劇場版第2弾があるとのこと。今度はもっとお気楽極楽でテキトーなお話も見てみたいかな。

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