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や、以前にシリーズ第1弾「ファイナル・デスティネーション」(2000)のエントリーでも書きましたが、私ゃこの作品が好きであります。
しかしまさか本作が地上波ゴールデンタイムに放送されるとは。流石テレビ東京、流石木曜洋画劇場。
「デッドコースター」(2003)
FINAL DESTINATION 2
とにかく最高の見せ場は最初の交通事故シーン。編集の見事さもあってその壮絶さは素晴らしい。
で、前作同様主人公の予知夢によって命を救われた人々が、しかし運命から逃れることは出来ずに次々と不条理な死に方をしていきます。この次々と死んでいくシーンのエゲツなさが本シリーズの売りなわけです。
実に単純明快なストーリーにして、悪趣味きわまりない映像の数々。
ドラマ的には疑問点が無いわけではありませんが、しかしそんなことは物ともしない強引な勢いが本作にはあります。前作から大きくパワーアップした、そりゃあり得ないだろーと思える残虐で奇をてらったキャラクターたちのハイテンションな死に様には、いつしか笑いさえこぼれてしまいます。
物語が単純なだけに、この前作以上の派手なショーアップは大成功。
死に様のパワーアップしたシリーズ2作目というと、ふと「オーメン」(1976)に対する「オーメン2 ダミアン」(1978)を思い出したりするわけですが、こちらは逆にそれで物語的な面白さを削いでしまった感が強かったので、まぁ単純にショーアップと言っても難しいわけなんですねぇ。
しかし今回本作を地上波で放送したテレビ東京さんの英断には拍手しますが、それでもやはりと言うべきか登場人物が死ぬシーンそのものはバサバサとカットされていましたね。
本作の最大の売りであるシーンをことごとくカットされては作品の魅力は半減以下。ということで、今回の放送で本作が気に入った方にはぜひDVDなどで再見していただきたいところです。
さて久しぶりに本作を見たところで、シリーズ第3弾「ファイナル・デッドコースター」(2006)がますます楽しみになってまいりました。
それはそれとして、やはり本作ラストの爆発シーンは何度見ても「モンティ・パイソン」を思い出して爆笑してしまふ(笑)。
放送記録:2006年09月07日PM09:00~10:54テレビ大阪「木曜洋画劇場」
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