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映画のコトやら何やら綴りませう
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先週発売になった「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」(2005)のDVDですが、劇場公開時に不評紛々だった戸田奈津子氏の字幕が修正されると雑誌等で公表されていたため発売前から注目を集めていました。
「スター・ウォーズ」研究本などの著者川原一久氏が字幕監修にあたり、なんでもその修正箇所は400にも及んだとか。

で、見ました。
細かい差違までは分かりませんが、とりあえず「掃除が大変だ」とか「第一銀河帝国」といった大きなトンデモ訳は修正されていてホッとしました。

もちろんこれは良いことだと思います。しかし、劇場公開時にどんな酷い字幕でもDVDにするときに手直ししておけばOKみたいな風潮が広まるのなら、やはりそれは大きな問題でしょう。
今回FOXさんは確かにDVDをより良い形にして世に出しました。しかしだからといって劇場公開版の字幕に問題があったこと(すなわち不良品を金を取って見せていたこと)を決して認めないし謝罪もしません。
なぜ(世界的に見ても)高い鑑賞料を払ってまで劇場まで足を運ぶという最も大事にすべき映画ファンに不良品を見せて平気な顔をしていられるのでしょう。
これから公開される大作話題作の多くの字幕を、やはり戸田氏が担当しています。もちろん戸田氏であっても酷い誤訳や珍訳が無ければ問題ないわけですが、現在公開中の「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」(2005)でも終盤にとんでもない誤訳があったと聞きます。
本当に映画ファンを大事にするならば、劇場公開時から正しい字幕で見せて頂きたい。そもそもそうした方が後から手直しするような余計な手間もお金もかけなくてすむと思うのですけどねぇ。

まぁそんなわけで、当ブログは字幕翻訳家の立場から勇気ある告発を続けておられる落合氏を応援しています。

「Heather 落合寿和の字幕翻訳日記」
http://blog.livedoor.jp/heather1/

ついでに戸田奈津子氏が過去にどんな誤訳をしていたか知りたい人に。

「戸田奈津子誤訳・珍訳集 - 誤訳かもだ」
http://the-thing.hp.infoseek.co.jp/cgi-bin/wiki/wiki.cgi?%B8%CD%C5%C4%C6%E0%C4%C5%BB%D2%B8%ED%CC%F5%A1%A6%C4%C1%CC%F5%BD%B8
直接飛べないようですのでコピペしてください。

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