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映画のコトやら何やら綴りませう
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ハワイ旅行怖ええええ!

「SFバイオノイド」(1986)
ANNIHILATOR

ロバートは仕事も順調、美人の彼女とも結婚を控えて人生順風満帆。だがしかし好事魔多し。女友達とハワイ旅行に行った彼女が、旅行から帰ってきたら中身がバイオノイドにすり替わっていたのだ。彼を殺そうと迫る恋人型バイオノイドを間一髪車で挽き潰すロバート。だがバイオノイドの手による殺人が彼の犯行として警察に追われる羽目に。さらに人間社会の中に紛れたバイオノイドたちも彼を殺そうと迫ってくるのだ。この絶体絶命の状況の中、ロバートは僅かな手がかりを元にバイオノイドの秘密を暴く旅に出るのだった。はたしてバイオノイドの正体とは? そして消えた恋人は生きているのだろうか?

というわけで、設定的にはTVシリーズ「インベーダー」(1967~68)を思わせますね。知ってはいけない秘密を知ってしまった主人公が追われ続けるという設定はありふれたものではありますが、本作は低予算的ショボさもあるもののなかなかにサスペンスに溢れて良い出来です。
また目を赤く光らせながらどこまでも追ってくるバイオノイドの姿は明らかに「ターミネーター」(1984)の影響が色濃く出ていますが、80年代に多数作られた凡百の「ターミネーター」のパッチモン映画の中でも悪くない出来ではありました。
まぁ何と言いますか、引きちぎれた自分の片腕を振り回しながらしつこく襲ってくる女性バイオノイドにB級ホラー界のクールビューティ、リサ・ブロントを配するあたり分かってるなぁって感じです。リサ・ブロントと言えば多数の安い映画で印象を残していますが、「ゾンゲリア」(1981)での眼球に注射針ブッ刺し看護婦さんが最高でしたな。

でもちょっと不満も上げるなら、未知のスーパーテクノロジーで作られたアンドロイドとおぼしきバイオノイドですが、あまりにも頭悪すぎです。どうして人間一人殺そうとするのにあんなに不合理で効率の悪い方法を取るんだろ。しかも失敗してるし(笑)。
人間の姿の時は普通に生活してるのに、正体を現すととたんに動きが悪くなるのも「ターミネーター」的ですね。
そして最大の問題は、
バイオノイドを作った者の正体も、その目的も、恋人の安否も、何も作品中で解決しなかったことです。
ということで、本作はTVシリーズのためのパイロット・フィルムだったわけですね。TVムービーと考えるとこの出来はなかなか見事なもので、まんまと続きを見たくさせられたあたり掴みはバッチリというところです。
結局TVシリーズ化には至らなかったようなのが残念ではありますが、80年代の新しい「インベーダー」の物語を夢想させてくれたことは悪い経験ではありませんでした。

ところで、そういえば本編の途中で突然意味無くミュージックビデオ風のシーンが展開します。持て余した時間を埋めるためとしか思えないわけですが、その途中で「エクソシスト」(1973)のパズズの像が何度も意味有げに映し出されるのが奇妙な演出ではありました。もしTVシリーズが制作されていれば何らかの意味づけがあったのかもと思うと、これもまた残念ではあります。もっとも、何の意味もなかったという可能性が高いとも思いますけどね(笑)。

放送記録:2006年01月25日PM7:30~9:15サンTV「シネマスタジアム」

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