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軽快にして脳天気、低予算映画の見本みたいなモンスターパニックの傑作「トレマーズ」(1990)は大好きな映画です。後に続編が作られましたがあまり芳しい評価を聞かなかったこともあり、またTV放送がウチの地方では無かった(いや、あったけど見落としていただけかも)ために未見のままでした。
今回B級映画ファンにはありがたいサンTV映画枠での放送があったので鑑賞。
「トレマーズ2 グラボイズの逆襲」(1995)
TOREMORS II: AFTERSHOCKS
メキシコ国境近くの砂漠にグラボイズが大量に発生、油田基地の作業員が喰われた。そこで油田会社は専門家に退治を依頼したのだった。
まぁそんなわけで1作目の主人公(ケビン・ベーコン)の相棒だったアールがグラボイズ退治の専門家として現地に向かうわけですね。
前作に引き続いてアールを演じるフレッド・ウォードは華のないことおびただしいおじさんですが、本作ののんびりした雰囲気にはそぐわしい。陽気なBGMに乗って荒野でボッカンボッカン怪物を爆破していく前半は緊張感も皆無でほのぼのした空気が流れます。
て言うか、そのまま最後まで緊張感らしい緊張感は無いんですけどね。
新種のグラボイズを登場させて新味を出しつつも前作の味を継承した、まこと正しい続編の姿であったと思います。
流石にフレッド・ウォード一人で映画を持たすのはキツイと思ったのか、中盤からは前作の銃器マニア夫婦の旦那の方が参戦。出来れば今回も夫婦揃って出ていただきたかったですねぇ。やはり前作に引き続いてこのバートを演じるのはマイケル・グロス。やたらとテンションが高くて頼りになるオッサンです(笑)。
バートが様々な武器を駆使して新種グラボイズを粉砕していく姿は、見ていてなんともスカッとさせられます。ただ、あまりにテンション高すぎてすっかり主役を食ってしまうのが(これも前作通りですが)、フレッド・ウォードには気の毒ではありました。
まぁとにかく、前作に勝っている部分はありませんが正しい続編という意味で、また本作がTVムービーとして作られたということに驚くほどに良くできた映画でした。「トレマーズ」好きとしては十分に見る価値はあったかと。
現在シリーズは4作まで作られているわけですが、残りの2本も見てみたくなってきましたね。3~4作目ではバートが主役として大活躍してるみたいですし。
放送記録:2006年01月18日PM7:30~9:15サンTV「シネマスタジアム」
トレマーズはおいらも大好きな作品なので
子供達共々「怖くないモンスタームービー」としても
深く考えなくて良い割に、何度見ても楽しい展開が受けて
一般的にビデオに録画すると安心して見なくなるのに
このシリーズだけは今まで何度となく見てしまう不思議な魅力が(笑)
シリーズとしては3までが順当な作品で、
バートのキレた魅力と共に、グラボイズの変化が又楽しめますよ
4は番外編として描かれていますが、この設定が結構楽しくて良いです(笑)
各キャラクターの性格を上手く掴んだ作りしていますので、
機会が有りましたら是非ご覧下さい。
ちなみに・・この作品基本的には吹き替えが最適ですね^^;
以前1をDVDレンタルで見ましたが、字幕で観るとどうも盛り上がりが足りなかった・・・
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