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ついにカイと再会するゲルダ。カイに「あんた誰?」と冷たくあしらわれたゲルダはショックを受けるものの、カイの記憶を取り戻すために健気に頑張るのであった。そうしている間も何かと雪の女王にちょっかいをかけてくる魔王。炎の槍は飛んでくるわ、カイは凶暴化するわの大騒ぎ。女王は共に魔王と戦ってもらうため、大氷河で凍り漬けになったまま放置されていたラギを復活させる決意をする。
今回を見て、改めて本作は愛のドラマなのだなぁと思わされました。
ラギの中に眠る英雄ホルガーの魂を感じ、心惹かれる女王。魔王の女王への歪んだ愛。カイの女王への思慕。ゲルダのカイへの、そしてラギへの想い。登場人物たちそれぞれが誰かに対して抱く熱い気持ちがドラマを盛り上げていきます。
それにしても、長い長い旅を経て巡り会ったカイに自分が忘れられていたことに愕然としながら、それでも気を取り直して明るくカイに語りかけようとするゲルダの健気さ強さは本当に良いですね。そしてそうしたやや重い展開の中に挟み込まれる、今はまだ小競り合いながら女王と魔王の激しい戦いやゲルダとトロルたちの掛け合いの楽しさ。脚本も良いし、なにより行き届いた演出がやはり良し。
しかしゲルダと赤青トロルのすっかり仲良し描写は本当に楽しいですね。誰とでも仲良くなれてしまうゲルダならではでしょうか。そしてここのところやたらと歌を歌うシーンの多いゲルダですが、ゲルダが歌うと必ず何か悪いことが起こってしまうのは誰かの嫌がらせでしょうか(笑)。今回もゲルダが歌った直後にカイが凶暴化していましたし。
今回のサブタイトルはネタバレ以外の何物でもなかったので少々不満ですが、それはさておき、そのサブタイトル通り今回最大の見せ場はラギの復活だったわけです。
「何故部下を見殺しにしたのか!」
氷の中で意識を取り戻し女王を問いつめるラギは作画の力も相まって迫力あり。その問いの答えは次回語られるのでしょうけれど、何も答えぬままにラギを助け出す女王、そして楽しみながら女王にちょっかいをかける魔王も迫力ありました。作画と共に声優さんたちの演技も見事なものでした。
でも実は一番感動したのはラギの復活シーンより、狼ホルガーとゲルダの再会でありました。
次回はラギとゲルダの再会が待っています。さらなる感動があるのでしょうね。
さてさて、いよいよ次回は魔王との本当の決戦が始まるわけですね。物語の大クライマックスなわけですが、残り放送話数が2話と考えるとなんとも少ないです。魔王との戦いはもちろん、様々なドラマの決着をつけるだけで精一杯ということにならないことを祈ります。きっと、素晴らしい大団円を見せてもらえるものと信じていますけどね。
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