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涙あり笑いあり、今回はいつにも増して見どころ満載でしたね。
女王によって氷河から救い出されたラギ。ゲルダはラギとの再会を喜ぶ。女王はラギに共に魔王と戦って欲しいと頼むが、かつて女王に部下を見殺しにされたラギはその願いを一度ははねつける。だがゲルダの為にならと、魔王との戦いを決意するのだった。その頃、魔王がマグマから生み出した炎の怪物達が氷の城に迫っていた。
まぁとにかくですね、ゲルダとラギの再会シーンがやはり良いです。
「この声は・・・ゲルダの声だ。この温もりは・・・ゲルダの温もりだ」
ラギの目覚めるシーンのこのセリフだけでしてやられます。
それにしても物語も大詰めのこの段階で、ここまで徹底してゲルダとラギの絆を描くのはいかがな物か。個人的には嬉しいですけど(笑)、どう見てもゲルダがカイよりもラギを大事に思っているように見えるのは物語構成上不思議な感じです。
それにしてもラギの強さよ。
雪の女王と魔王の戦いは当然人知を越えたものなわけで、いくら強いとは言っても人間にすぎないラギを蘇らせても戦いに参加できるものだろうかと思っていました。が、強い強い(笑)。マグマから生まれた怪物の振るう炎の剣を素手で真剣白刃取り! そして燃えさかるマグマの怪物を素手で殴り倒し圧倒する! もうムチャです(笑)。
パズルの完成が迫る中、女王とラギは魔王との戦いに挑む。パズル完成を阻止しようと魔王が襲ってくるのを見越し、先手を打ったのだ。火山上空での激しい空中戦。だが魔王は二人の隙をつき、一気に氷の城へと乗り込んでいく。間一髪女王とラギが追いつき、魔王の目の前でついにパズルが完成した。
赤トロルと青トロルは最初のうちは単なる賑やかし要員だったのが、すっかり良いキャラクターになりました。特にここ数回はゲルダも含めて仲良しトリオとして大活躍です。連中、ボクシングに対する妙な拘りがあるようですが、今回のクロスカウンター炸裂は大爆笑ものでしたね。出崎監督のセルフパロディが楽しいです。
ゲルダが最近になく楽しげな風だったのもラギとの再会がそれは大きいでしょうけれど、トロル達の存在もまた大きかったのだと信じます。
その他見どころなど。
とにかく今回も歌うゲルダ、とトロル達。今回はそれにカイも加わり、本当に楽しそうでした。
前回とは別人にしか見えないやたらと恐ろしげな魔王の顔。そして久々登場の風の化身バージョン。
巨大な顔分身しながらマグマの流れに乗って移動する魔王(笑)。
まぁ作画も濃ければ演出も内容も濃い一編でありました。ああ面白かった。
しかしラギが意識を取り戻すまでがやたらと駆け足に感じたのは、やはり話数短縮のあおりを食っているのでしょうか。いよいよ次回最終回。本当に良質な作品が終わってしまうのは寂しいことですが、この密度の濃い物語を最後まで見届けさせてもらいます。
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