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映画のコトやら何やら綴りませう
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と言うわけで全12話の半ばまで来ました。5話までは快調でしたが、う~ん今回はちょっと微妙かな。

乙女はお姉さまに恋してる
第6話「夏の日の狂想曲(カプリッツィオ)」

梅雨も明け水泳授業が始まったが、実は男の瑞穂ちゃんはこればかりは出るわけにはいかない。やむを得ず女の子の日を理由に授業を見学することにするが、さすがに3回連続で休んだ頃には生徒達の間に不信が広がりつつあった。瑞穂の真意を問いただすためにやってくる生徒会長貴子。まりやは咄嗟に瑞穂が水恐怖症というウソをでっち上げた。さらに突っかかるまりやに怒りを顕わにする貴子。二人には過去の因縁ゆえの対立があった。
瑞穂の問題もうやむやの内に水泳勝負で決着を付けることになった二人。そして夏休みの初日、学園のプールで水上障害物競走が開催される。激しく競い合う二人の顔には、いつしか笑みが浮かんでいた。

原作ゲームでは幽霊の一子ちゃんが瑞穂に憑依することで一時的に女性に変身という裏技で切り抜けた水泳授業ですが、アニメではもう少し現実的にウソついて休むことに変更。それにプラス水泳大会でメインキャラ達の水着姿も披露するという、この手のアニメでは恒例の水着回となってますね。
まぁ女体化瑞穂ちゃんのスク水姿を見たかったというのもありますし原作の展開が好きだったこともありますが、しかしできるだけご都合主義を排するという意味で今回のオリジナル展開も悪くないとは思います。
というわけで賑やかで楽しい回ではありました。

しかし端々の展開で気になる点が。
まずもって瑞穂ちゃんのプールサボり問題がうやむやのままというのがマズい。これでは瑞穂が「水恐怖症(これもウソですが)というのを隠すために生理などと嘘を付いて授業をサボった」というのを認め、全校生徒もそう認識したということになります。学園の伝統守り生徒の規範となるエルダーが自分都合でウソをついて授業をサボるというらしからぬ行為を行ったこと(が周知の事実となったこと)は瑞穂ちゃんのエルダーとしての格を大きく下げたことになりますし、伝統を大切にする貴子さんがそれをうやむやにすることなど考えられません。
本来このエピソードは原作では瑞穂ちゃんが水着の危機をいかに回避するかと、結果的にエルダーの格をさらに高めるという部分に面白みがあったと思うのですが、アニメでの瑞穂は回りに流されるままで結果的にも逆の方向に行ってしまったのは残念です。
その他、ここ数話で盛り返していたものの貴子さんにまた品のない言動をさせたり、自分に自信のない奏ちゃんが喜々として水泳大会の解説をしていたりと、これまでの5話で感じていたスタツフの原作キャラへの理解度が大きく後退した感じ。まぁ原作とアニメではキャラ設定が違うのだと言われるとどうしようもありませんが、少なくとも過去5話ではこれほどに違和感は感じなかったのですが。まりやと貴子さんの過去の因縁もショボすぎて泣けてきます。

アニメ化に際してオリジナルエピソードを入れてくることには問題ないと考えます。しかし原作のタイトルを冠する以上はキャラクターだけは大切にしていただきたい。

次回は奏ちゃんのリボンを巡る、原作で言う「十月革命」のエピソードですね。ここでまた貴子さんとまりやの対立もあるわけですが、今回のラストであたかも二人が和解したかのような展開が次回どう生かされるのか、あるいは生かされないのか、気になります。

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