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さて来ました、先週に引き続いての爽快カーアクション第2弾です。
「トランザム7000VS激突パトカー軍団」(1980)
SMOKEY AND THE BANDIT II
マイアミからテキサスへ期限内に荷物を運べば20万ドル。例によってあの凸凹親子からの依頼を受けるバンデットとスノーマンだったが、恋人キャリーに捨てられたバンデットは数ヶ月前から酒浸りの日々だった。スノーマンはこちらも例によってジャスティスJrと結婚式真っ最中だったキャリーを呼び寄せ、なんとか立ち直っていくバンデット。再びチームを組んだ3人はマイアミに向かうが、請け負った荷物の中身は何と象だった。
巨大な象は妊娠中だということも発覚し、またジャスティス保安官の執拗な追跡もあって旅は難航を極める。そして業を煮やしたジャスティス保安官は兄弟を呼び寄せ、バンデットを荒野へと誘った。そこには100台ものパトカーが待ち受けていたのだった。
前作のメンバー勢ぞろいによるシリーズ第2弾です。前作同様ウェディングドレス姿で結婚式から逃げ出すキャリーやジャスティス親子のマヌケなやり取り、今回も仕事を依頼するイノス親子など繰り返しのギャグも楽しいところ。
クライマックスは何と言ってもパトカー軍団とトラック軍団の荒野でのド派手な対決ですね。次々と破壊されていくパトカーを見ていると後のことが心配になったりもします(笑)が、まぁここはコメディ映画と言うことで素直にその爽快なカーアクションを楽しみましょう。
しかし、映画としての構成が前作とさほど変わらないのが辛いところ。荷物が象だったり、多少アクションが派手になったりと新味を出そうとはしているものの、やっていることはほぼ前作の繰り返しにすぎないんですよねぇ。
またドラマによって前作にあった爽快感が減少しているのも残念。妊娠中の象を巡って3人が対立したり、象が旅に加わることでドラマ的に起伏が生まれたのは良いんですけど、どうしてもカーアクション映画としての疾走感はぶつ切りになってしまっています。
まぁ今回新たに旅の仲間となる象と、象の健康管理に無理矢理連れて行かれる変な医者を見てもわかる通り、本作は前作に比べて大きくコメディ映画寄りになっていることがわかりますし、お笑いを重視した結果あえてそういった疾走感を多少犠牲にしたというところでしょうか。
ところで今作のラスト、象やキャリーへの愛情のためとはいえバンデットが依頼された仕事を完遂できなかったというのは少々不満でしょうか。まぁこれはこれで心温まるちょっとイイ終わり方ではあったんですけどね。
放送記録:2006年11月22日PM07:30~09:15サンテレビ「水曜ザ・ムービー」
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