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映画のコトやら何やら綴りませう
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劇場版シリーズ第13作目。監督はムトウユージ氏が劇場版に初登板で、これまでのシリーズとはちょっと違ったタッチの作品に仕上げています。が・・・

「映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶブリブリ3分ポッキリ大進撃」(2005)

実のところ特筆すべき点が特にありません。部分的に面白いところもあるのですけど、全体としてはギャグシーンのつるべ打ちというわけでもなく、原恵一監督以降の一つのパターンだった大人泣かせ展開でもなく、中途半端なリアルさと単発のギャグが散見されるだけのどうにもあまり笑えない作品に仕上がっています。監督が替わったところで冒険も出来ず、こぢんまりと纏まってしまったという印象も受けます。
原監督パターンの「しんちゃん」があまり好みでない私的には「クレヨンしんちゃん」映画では毎度大爆笑ギャグ映画を期待するのですが、残念ながら今回も不完全燃焼ということで。改めて初期の本郷みつる監督シリーズの素晴らしさが際だつ思いです。

内容的には、怪獣が登場して倒しに行くというパターンが延々と繰り返すことで物語的に単調になってしまったのが痛い。怪獣との戦いも特にどれも特徴が無く、最期のニセしんちゃんマンもどうせならもっとブッ飛んだ戦いを見せて欲しかった。最大のクライマックスをこぢんまりと終わらせてどうするのかと。大概のムチャが許されるのも劇場版「しんちゃん」の良いところなんだし。
と言うわけで、次回作に期待ということで。

あ、でもこれもパターンとは言え野原夫妻のダメっぷりとヤルときゃヤルっぷりは楽しい。でも今回は野原一家中心のお話だったこともあり、他のレギュラーキャラが顔見せ程度だったのは寂しかったかな。

それにしてもアクション仮面は今回も格好良かったですよ。ぶりぶりざえもんが喋らないのは仕方ないとは言え、少々哀しい思いが甦りますね。でもってゲスト出演のギター侍・・・この映画が公開の頃は人気あったんだなぁ、たった1年でこうまで記憶から消え去るとは・・・って感じで人気商売の儚さを見事に体現してくれましたよ、と。

放送記録:2006年04月01日PM06:30~08:54ABCテレビ「テレビ15周年記念!! 見せるゾ!クレヨンしんちゃん テレビ&映画2時間30分スペシャル」

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