忍者ブログ
映画のコトやら何やら綴りませう
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ここ数年、以前に比べて見ているアニメの本数が激減しました。と言うか、テレビ自体をあまり見なくなってますね。見るのも主に映画とニュースくらい。
と言うわけで、数少ない見ているアニメの中から現在のベスト3を。

1:ふしぎ星の☆ふたご姫Gyu
2:遊戯王GX
3:アニマル横町

「ふたご姫Gyu」の現在のプリンセススクール編は無印の頃より好きですね。変に世界を救うとか風呂敷を広げるよりも、もっと日常を面白可笑しく描いてくれた方が楽しいです。キャラも生き生きしていているし可愛いし。ただキャラクターを増やしすぎた感は有りますね。
「遊戯王GX」、韓国に丸投げの作画レベルの低さバラツキはかなり不満ですが、それを補う脚本の面白さがあり。アニメに限らずやはり重要なのは脚本と演出だなぁと。もちろんこれで作画が良ければ言うこと無しなんですけどね。
「アニマル横町」が始まった当初はいかにも子供向けのぬるいギャグアニメという印象でした。それが回が進むにしたがってどんどんキャラも弾け、キレたギャグが満載に。来月最終回を迎えるようですが、なんとも残念に思える番組に成長してくれました。
この3本以外に見ているのといえば、すでに惰性で見ている「名探偵コナン」「ブラック・ジャック21」 「ブリーチ」くらいですか。
深夜アニメは基本的に無視しています。ネットとかで評判が良さそうな作品があればレンタルで見たりします。最近では「ぱにぽにだっしゅ!」とか「蟲師」ですね。今度噂の「涼宮ハルヒ」とやらを見てみますかね。


●ジョンベネちゃん事件、容疑者の訴追見送り

今月17日のエントリーで書いた「ジョンベネちゃん事件の容疑者逮捕」ですが、これがなんと刑事訴追を見送り、逮捕状を取り消すということになったようです。これでまたふりだしに戻るですか。いったいこの事件の真相はどうなっているんでしょうね。

読売ONLINE
ジョンベネ事件、容疑者の訴追見送り…DNA一致せず
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060829i302.htm


●オーマイニュース創刊される

オーマイニュースの日本版が昨日創刊されました。
http://www.ohmynews.co.jp/

オーマイニュースと言えば韓国発祥のネット新聞でして、記者登録した市民記者が記事を書くという市民参加型のメディアですね。今までにもそういった形のネットニュースサイトは日本にもあったわけですが、大資本による本格参入ということで注目を集めていました。私も、もしかしたら新しい形のメディアが生まれるのかもとかすかな期待は抱いていたわけです。

ただ創刊前からいろいろと論議があったのは・・・
・大元が韓国のオーマイニュースであること。
・最大の資金援助が在日企業のソフトバンクであること。
・それゆえ社長以下多くのスタッフが韓国人であること。
・編集長が鳥越俊太郎氏であること。
等々から、典型的左巻きメディアになるのではないかとと危惧されたことでした。
事実創刊前から「OhmyNews開店準備中Blog」(現在は「オーマイニュースブログ~編集局から~」と改題)において多数の記事が書かれていたのですが、その多くが日本や小泉批判で、これでは単にヒダリ寄りマスコミがまた一つ増えるだけなのではないかと思った人は多かった思います。
ですが創刊を目前にした23日、編集委員の佐々木俊尚氏からオーマイニュースの立ち位置をはっきりさせるべきではないか、ネット上の「週刊金曜日」にするつもりなのかという苦言があり、それに対して編集部員の個人的意見として左右に拘ることなく説得力のある記事を掲載していきたい、つまり編集部としてはリベラルでありたいという旨の返信がありました。
編集部内部でオーマイニュースの方向性に疑問を投げかける人がいること、そしてそれに真摯に答える人がいることはかすかな希望を見た思いでした。ただ佐々木俊尚氏の重要な問いかけに編集長である鳥越俊太郎氏からのコメントが全くなかったのは大きな疑問ではありましたが。

そして昨日創刊されたオーマイニュース日本版ですが・・・
まぁガッカリと言いますか、ある意味予想通りと言いますか・・・最初っからこんなに左にメーター振り切っていていいの?って感じの記事が満載ですねぇ。
最初は気になった記事一つ一つに論評を加えようかとも思ったのですが、切り無いしめんどくさいからいいや。
本当はもし奇跡的に本物のリベラルなメディアが誕生したときには←のブックマークの欄に躊躇うことなく加えるつもりだったんですけどね。これほど偏向した内容ではとても人様にご紹介はできません、残念なことですが。

関連記事
(都議会議員初鹿あきひろ先生応援サイト)mumurブルログ
「犯罪人が神様かよ!」 オーマイニュースの漫画の酷さ

http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/50609168.html


●ロメロ監督の新作ゾンビ映画

「ゾンビ」シリーズ第4弾「ランド・オブ・ザ・デッド」(2005)を作ったばかりのジョージ・A・ロメロ監督ですが、早くも第5弾の制作が決定した模様。撮影は今年10月からの予定で、タイトルは「Diary of the Dead」。「ランド・オブ・ザ・デッド」が個人的にはいささか残念な出来だっただけに不安もありますが、でもやはりロメロ監督のゾンビ映画となると楽しみの方が大きいですね。
そー言えば「ランド・オブ・ザ・デッド」の続きをTVシリーズでという噂もありましたが、どうなったのかな? 作りようによっては面白いロードムービーシリーズになりそうだと思っていたんですけどね。

ちなみにロメロ監督のゾンビシリーズ一覧。
1:「生ける屍の夜」(別題「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生」)
  NIGHT OF THE LIVING DEAD(1968)
2:「ゾンビ」
  DAWN OF THE DEAD (1978)
3:「死霊のえじき」
  DAY OF THE DEAD (1985)
4:「ランド・オブ・ザ・デッド」
  LAND OF THE DEAD (2005)


●冥王星は格下げ・惑星は8個(24日)

読売ONLINE
冥王星は格下げ・惑星は8個、国際天文学連合が採択
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20060824it15.htm

これから太陽系の惑星の名を呼ぶときは「水金地火木土天海」と言わなくてはならないわけですね。でもこれまでも冥王星の小ささゆえに惑星とカテゴライズして良いものかどうかということは長らく議論されてきたわけで、今回の結論ですっきりしたとは言えます。少なくとも冥王星を惑星と認めることで太陽系の惑星が十数個まで増えてしまうよりはずっといい。

とは言うものの今回の結果を受けて・・・
セーラー戦士たちから仲間はずれにされるセーラープルートの寂しげな姿を妄想して心を痛めたのは私だけではありますまい。

PR

久しぶりにTVアニメ「ブラック・ジャック」のエントリーです。
無印の頃の無意味な改変改悪ぶりに心ある原作ファンを怒らせていたアニメ「ブラック・ジャック」ですが、新シリーズの「21」に入ってそのあまりにあまりな展開に逆にこれはこれで原作とは切り離して見るならある意味面白いかもという感じでした。けれどこれまた中途半端に原作エピソードを改変しつつ盛り込まれて腹立たしい。
結局「21」という作品はツッコミどころ満載の奇天烈な展開と、無印の頃に比べると安定した作画が見どころという困ったシリーズになってしまいました。

まーそれにしてもさすがにBJの父親が実は家族思いの良い人でした・・・なんて改変はファンをバカにしてんのか?ってな気分になります。

さて今日の放送ですが、そのあまりのグダグダぶりに軽い眩暈を覚えたり。

ブラック・ジャック21
第16話「破滅への挑戦」

BJはある患者の治療を依頼され、空港格納庫のスカイホスピタル(以下SH)に招かれる。医療カプセルの中に横たわる患者は、ノワール・プロジェクトの推進者にして悪の組織のボス全満徳その人であった。彼もまた他のプロジェクト参加者同様、謎のフェニックス病に犯されていた。一度は治療を断るBJであったが、全満徳の娘でありBJの義理の母でもある蓮花の頼みに治療を引き受けることとなった。
だが、蓮花の本心は父親を救うことではなかった。フェニックス病の治療法とワクチンを我が物とし、しかる後に病原菌を世界にばらまいて大儲けしようという腹だ。
お前はブラック・ゴーストかよ!(笑)
すでに全満徳の代わりに組織のボス面の蓮花であった。
さて一方、BJの監視を命じられた蓮花の部下AはSHへの進入をはかる。SHを作り上げた白拍子医師ご自慢の完璧なセキュリティシステムではあったが、パネルの中のコードを一本切ることであっさりと飛行機の扉は開いた。だが同時に全満徳が隔離されているカプセルの蓋までが何故か開いてしまったのだ(笑)。飛行機の入り口と医療施設がコード一本で繋がってるってどういうシステムだよ。
カプセルからさまよい出る全満徳。彼の体内で以上進化を遂げていたフェニックス・ウィルスが機内に蔓延し始め、セキュリティシステムは汚染区域を隔離、緊急システムに従って東京に向けて自動発進してしまう。
さて機内の隔離区域には全満徳と共にピノコと西川医師が閉じこめられ、フェニックス病に感染してしまっていた。彼らを助けようとするBJと白拍子医師だがどうしても隔壁を開くことが出来ない。無理に開こうとするとセキュリティシステムによって自動的にレーザー光線の射撃を受けてしまうのだ(笑)。
二人は一計を案じる。SHの基本が医療システムである以上、患者が発生すれば医療ルームまでの隔壁が開くはずなのだ! すでに全満徳、ピノコ、西川医師と3人も患者が出ているにもかかわらず隔壁は閉じたままなのだが・・・。ともあれ白拍子医師が自分の腕に薬品を注射することで急患を装うと、大成功、隔壁は無事に開いた。
だがそのことでBJと白拍子医師もまたフェニックス病に感染してしまったのだ。さらにSHはウィルスを満載したまま東京へと刻一刻と近づいていた。
さあ、どうするBJ!

まぁその・・・ツッコミどころ満載ですが、特に部下AがSHの入り口でコード切ったら医療カプセルの蓋が開いてしまうあたりは呆れるよりもビックリしてしまいました。
そもそも今回の話はセキュリティシステムの恐怖ってな内容でしたけど、「BJ」でそれをする理由がよく分かりません。次回予告からすると東京をウィルスから救うためにSHをミサイルで撃ち落とすかどうかてな展開になるみたいですが、そんな大味なパニック映画風味もいりませんですよ。

ところで今回やたらと完璧完璧と言いながら穴だらけのセキュリティシステムですが、バイオハザードの危機とかレーザー光線による自動攻撃システムとかを見るに、これは明らかに映画「アンドロメダ・・・」(1971)のパク・・・いやオマージュですね。確か手塚のマコちゃんもこの映画のファンだったと思いますんで間違いないでしょう。でもどうせパク・・・オマージュを捧げるなら穴のないシステムの設定をしていただきたかった。

さて「ブラック・ジャック21」も次回で打ち切り、最終回となります。全17話・・・長かったような短かったような。まぁとりあえず「BJ」ファンにとっては安息の日が訪れるというところでしょうか。
ですがまだまだ安心は出来ません。なぜならマコちゃんのブログにこんなことが書いてあるからです。

Tezka Macoto'6D 手塚眞ブログ
「80th」08/18/2006
http://tzk.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_ae83.html

(前略)

今回のシリーズの予定通り、17話で完結。

これで2年間、通算80話のシリーズのとりあえずのけじめです。

もちろん、ぼくもスタッフもプロデューサーも制作会社も続ける意志があるし、まだ次を考えています。

ただ放送している日本テレビの事情で、一端お休みになります。

(中略)

新人アニメ監督としてのささやかな誇りは、このシリーズを平和に、無事に終わらせられたということです。

大したもめ事もなく。

(後略)

・・・すみません、お願いしますからおとなしく手塚治虫記念館の館長に収まっていてください。

え~、F1トルコGPの中継を見ながら書いています。で、ちょうど12時ですが、いつレースは始まるりでしょうか・・・。この痛い前置きは何なのでしょうか・・・。「これからF1に興味持ちま~す」なんて女をゲストに呼んでどうするのよ。
さておき、

クリムゾン・リバー(2000)
THE CRIMSON RIVERS

以前放送された時には所用で前半しか見られなかったもので、今回改めての鑑賞となります。
今年5月に放送された続編「クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち」(2004)は前半の雰囲気は素晴らしかったのに途中からグダグダになる残念な作品でしたが、本作はしっかりした原作もあるということで期待。

や、本作もムード最高ですよ。猟奇的に殺されたグロテスクな死体が発見される導入部から田舎町と歴史有る閉鎖的な大学。全編貫く寒々とした雰囲気が実に良い感じ。二人の刑事がそれぞれに捜査する二つの事件が1本の線に繋がっていく展開はわくわくします。

が、ストーリーとしてはかなり適当な展開なのがになります。まぁミステリとして見ていたせいもあるのでしょう。あくまでサイコサスペンスとして見るなら、この行き当たりばったり感もアリなのでしょう。
でもそれでも、推理らしい推理もなくいつの間にか犯人に行き当たりましたという展開はちょっと勿体なし。細かい疑問点も多く、犯人の動機もいささか納得のいかないものが。脚本がどうにもこなれていないです。
まぁそれはそれとしても映像は素晴らしいし、最後まで興味を引きつける演出は良いものです。
で、このまま渋い雰囲気のままラストまで行ってほしかったわけですが、どうしてこうラストは派手なアクションとスペクタクルシーンが必要だと思っちゃうんでしょうねぇ。これも残念。

<注意:ここからラストのネタバレありです>

犯人が実は双子だったというのはまぁありがちではありますが良しとして、彼女らは最後雪山に登って何をしたかったんでしょうかね? 流れからすると雪崩を起こして学校を破壊しようというところでしょうけど、実際に雪崩が起こっているのにそういう展開は無しなのはいかがなものか。

ところで双子の悪い方が雪崩に吹き飛ばされ、二人の刑事と双子の良い方が救出されるラストを見ながらこんな黒い結末を予想していたり。吹き飛ばされた悪い方は雪の中で生きていた。その彼女の側にやはり雪崩に流された良い方の死体が。彼女はとっさに入れ替わりを考える(ここらへん映画の中の謎にも沿っているし)。というわけで、ラスト刑事達と一緒に救出された女は復讐の殺人鬼の方だったのだ。
なんてラストだとよりサイコサスペンスっぽくなりますが・・・日曜の夜から鬱な気分になっちゃいますね(笑)。

放送記録:2006年08月27日PM09:00~10:54ABCテレビ「日曜洋画劇場」

現在も放送中のTVアニメ「ケロロ軍曹」は私も毎週楽しく見ておりますが、これは今年3月に公開された初の劇場版であります。

超劇場版ケロロ軍曹(2006)

ケロロ軍曹と冬樹はガンプラを買った帰り道、不思議なほこらに封印されていたケロン星の古代侵略兵器キルルを復活させてしまう。キルルは地球人同士の信頼を失わせ、そのネガティブな精神を吸収しながら巨大化。このまま成長を続けて分裂すれば地球は滅びることになる。地球を守るためにケロロ小隊は立ち上がるが・・・。

まずはケロロ小隊の面々を紹介しつつ様々な特撮&アニメ作品のメカを粉砕していくオープニングがパロディネタ重視の「ケロロ軍曹」らしく快調。でもそれ以上にジムスナイパーカスタムを買ってはしゃぐ軍曹と冬樹の風景がホノボノしていてとても良し。なるほど、今回の映画はこの二人の友情話なのだなということを伝える意味も込められて良いスタートです。

物語は凶悪無敵の侵略者キルルから地球を守る戦いを描いているわけですが、そのためのキーワードが友情というのも良い感じ。ただどうしても1時間という上映時間では喰い足り無さが残りますね。キルルの能力によって登場人物たちの友情や信頼に亀裂が入り、しかし友情を取り戻してキルルに立ち向かうまで、いささかテンポが速すぎてそこらあたりの心情の変化をもう少しじっくり描いて欲しかったところです。ドラマ的にも古代の超兵器などの設定はどうしても必要なものというほどでもありませんし、ここは友情ネタに集中した脚本でも良かったのでは。
クライマックスの主要キャラ総出演によるキルルとの対決は、これももう少し時間を取って欲しかったところですが、映画というお祭り騒ぎっぽくて良いですね。
全体として「ケロロ軍曹」ファンとしては悪くない作品ではありましたが、やはり映画としては喰い足りなかったかなと。

ところで本作の一番気になった点は、映画オリジナルキャラのミララの棒読みっぷりでしょうか。声は新垣結衣という方ですが、映画的ゲスト出演てな感じなのかどうか知りませんがキルルの脅威や地球の危機を伝える重要なキャラなだけに上手い人に当てていただきたかった。
正直言って、棒読み女に説教されるとそれだけでハラ立ってくるって今回初めて気づきました(笑)。

来年には劇場版第2弾があるとのこと。今度はもっとお気楽極楽でテキトーなお話も見てみたいかな。

ええと、意外にも地上波初放送なのかな?

サイン(2002)
SIGNS

以前にもDVDで鑑賞した作品です。当時はシャマラン作品と言えば「シックス・センス」(1999)しか見たことのない段階での鑑賞でありまして、実のところその内容に結構腹を立てたりした作品であります。その時の感想はHPの方に残ってます(笑)。
しかし鑑賞から時間が経つにしたがい、またその後「アンブレイカブル」(2000) を見たことで評価が180度とは言わないまでもガラリと変わった作品でもありました。
神の存在、誰かからのサイン(らしきもの)、宇宙人の侵略・・・ばらばらな要素が詰め込まれ、終盤に向かって強引に纏められていく手腕はある意味見事。
これは侵略SFの姿を借りた宗教映画であり、そして宗教映画の姿を借りたバカ映画なのですね。典型的大バカ一発ネタ映画だった「アンブレイカブル」を先に見ていたなら本作も最初から楽しく見られたのにと思うと少々残念ではあります。
以前の感想では主人公が信仰を取り戻すきっかけが宇宙人の侵略である必然性がなく、その宇宙人の弱点等の設定のばかばかしさ安っぽさがむしろドラマを破綻させていると考えたわけですが、実のところシャマラン監督的にはあれが有るべき形だったということですね。

と言うわけで、数年ぶりに見た今回の放送、とても楽しく見ることができました。
子供達もふくめ出演者たちもみんな上手いんですよね。特にホアキン・フェニックスの驚きの演技は絶品。バカバカしいストーリーを大まじめに演じる彼らの姿はそれだけで楽しいものでした。

放送記録:2006年08月19日PM09:00~10:54関西テレビ「土曜プレミアム」


あ、ところで「ナルニア国物語」(2005)見ました。ディズニーらしい甘々なファンタジー大作でした。子供向けとして見れば悪くなし。詳しくはまた近いうちに。

アニメ「NARUTO」の劇場版シリーズ第2弾ですね。劇場公開当時の予告を見てからTV放送を楽しみにしていました。

「劇場版 NARUTO-ナルト- 大激突!幻の地底遺跡だってばよ」(2005)

シカマル、サクラと共に任務に当たっていたナルトは突如現れた西洋甲冑の騎士率いる一団に襲われる。彼らはハイドというなの男の配下で、強大な力を秘めたゲレルの石を探し出して争いのない平和な世界を造ることが目的だと言うのだが・・・。

力を秘めた神秘の石に魅入られた男の物語、と言うと「指輪物語」っぽいですが、実際の所さして目新しい設定でもなく実にオーソドックスなドラマです。ですがその分アクションを前面に押し出した展開はストレートに見ていて楽しいものでした。
前作「劇場版 NARUTO-ナルト- 大活劇!雪姫忍法帖だってばよ!!」 (2004)が変にストーリーに凝って爽快感に欠けるものになっていたのとは好対照。その分今作はドラマ的に薄っぺらいとも言えるわけですが、まーアクション主体の娯楽作品としてはこれはこれで良しでありますね。

で、その肝心のアクションシーンがなかなかに出来が良し。作画レベルも高く、結構ワクワクしてしまいましたよ。圧倒的な力を持った敵を登場させるのは面白い反面、ヘタな使い方をすると物語全体を崩壊させてしまう恐れもあるわけですが、本作はその部分でも悪くない演出でした。我愛羅が奥義を出しまくってようやく敵の一人を倒すなど面白くはあるけれどちょっと敵が強すぎないか?などと心配をしたものの。シカマル&カンクロウもサクラも頭脳戦で勝利したのはいい展開。
ついでながらサクラのガッツポーズはかなり萌え(笑)。
しかし砂忍のアクションが良すぎてナルトのクライマックスのハイドのと対決がイマイチ見劣りしてしまうのはちょっと勿体ないかな。
ナルトが命がけでテムジンを救おうとするシーンは不覚にも少しウルッときました。

見る前は「NARUTO」の世界に西洋騎士や高度な機械兵器などが登場するのはいかがなものかと思ってましたし、見た後もやはり気持ちは変わらないのですが、でも意外と見ている間はそんなに気にもならなかったのは流石。
こうなると次作「劇場版 NARUTO-ナルト- 大興奮!みかづき島のアニマル騒動(パニック)だってばよ」(2006) も楽しみになってきましたね。早くTVで放送しないかなぁ(笑)。

ちなみに今作で不満と言えば、砂忍の我愛羅とカンクロウが出ていたのに残り一人のテマリが出なかったこと。それとやたらと音声レベルが低くてセリフが非常に聞き取りにくかったことですね。

放送記録:2006年08月02日PM07:00~08:54テレビ大阪

付記。その後裏でやっていたボクシングのライトフライ級タイトルマッチを見ていました。最後は判定で勝敗が決したわけですが、亀田の判定勝ち。しかし・・・素人目に見てもそりゃないだろうと。K-1なんかも誰の目にも明らかな判定操作があってから人気が下がったわけですし、ボクシングの世界もこういう事をやってると先がないような気がしますがねぇ。

最近聞くまで知らなかったのですが、「まんぼうシール」というものがあるそうです。この7月1日から福岡県で始まったのですが、万引き防止運動の一環として書店で本を購入するとその本にペタっとシールを貼られるというものです。要するに正規に購入した証ということで、そのシールが貼られていないと古本屋に持って行っても買い取ってもらえないというわけです。
で、「万引き防止」だから「まんぼう」シール。

・詳しくはこちらを。
http://tenjinsite.jp/shoplifting/

まぁ万引き防止という理念はわかりますし、最近は換金目的の万引きが多いので古本屋への持ち込みを阻止しようというのも理解できます。が、そのためなら購入者の本を大切にしたい汚したくないという気持ちは無視するというのは何とも寂しい限りです。
綺麗に簡単に剥がせるシールならまだマシですが、目的からして当然簡単に剥がせてはマズイわけですし。

・痕跡症候群「福岡県で始まった『販売証明シール』についてのレポ」
http://retro85.blog33.fc2.com/blog-entry-396.html

それ以外にもいろいろと問題が考えられますね。例えば県外で購入した本は、シールが無いということだけで古本屋は買い取りを拒否できるのか。ネット通販でも同様。
なんにしろ正規の購入者にとってはメリットは何も無いどころかデメリットしかない以上、そして今は近所の本屋以外にも本を購入する手段がいくらでもある以上、単に福岡県内の書店の売り上げを落とすだけだと思うのですが。

私なんかもそんなに神経質ではないですけど、それでも買った本は出来る限り綺麗に置いておきたい方です。また本のデザインも商品の一部。それを台無しにするようなシールの貼り付けは耐えられないところです。今回福岡だけのことと安心はしていられません。福岡で上手くいったら全国に広めようと言う計画もあると聞きます。

しかしこういう事を考える人ってのは本が好きでもなく、大切にしようとも思わない人なんだろうなぁ・・・なんて思っていたら福岡県書店商業組合の考案なんですか。なんだかトホホ。書店組合が本好きを敵に回すってバカじゃなかろか。
入場料払った客に不快な海賊版防止CMを無理矢理見せる映画館といい、一番大事にすべき客に苦痛を強いるやり方はなんとかならないものか。


話変わって、「ハリー・ポッター」絡みでこんなスレが2chに立ってました。

【芸能】映画「ハリー・ポッター」のあの人が初舞台でヌードを披露へ [07/30]
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1154247546/

1 名前:ククリφ ★[sage] 投稿日:2006/07/30(日) 17:19:06 ID:???0 BE:499401476-DIA(50000)
 [ロンドン 28日 ロイター] 映画「ハリー・ポッター」でハリー役を務めるダニエル・ラドクリフ
(17)が、ロンドンで舞台デビューすることが分かった。舞台ではヌードになるシーンもある、という。

 出演が決まったのは、ピーター・シェーファーの戯曲「エクウス」。ラドクリフは、馬の目を
つぶして精神科医の元につれてこられるアラン・ストラングという少年を演じる。作中、裸で
馬に乗るシーンがある。

 ラドクリフの広報担当者は「すばらしい戯曲。ヌードのシーンがあるがこれが作品の中心ではない」
としたほか「『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』の撮影は10月か11月に終了、舞台の
リハーサルは1月に始まる」と述べた。舞台「エクウス」は来年3月に公演開始の予定。

ソース:ロイター
http://today.reuters.co.jp/news/newsArticle.aspx?type=entertainmentNews&storyID=2006-07-30T115849Z_01_NOOTR_RTRJONC_0_JAPAN-222887-1.xml

7 名前:名無しさん@6周年[] 投稿日:2006/07/30(日) 17:20:05 ID:JhxxC3J/0
ハーマイオニーじゃないのかよ!!

8 名前:名無しさん@6周年[] 投稿日:2006/07/30(日) 17:20:31 ID:6vYRoM/m0
>>7
それは思った

10 名前:名無しさん@6周年[] 投稿日:2006/07/30(日) 17:21:06 ID:yFELO14X0
>>7以外にいうことがない

以下「ハーマイオニーじゃないのかよ!!」スレに(笑)。

あれれ~~~?(江戸川コナン風に) 今日の土曜プレミアムは確かドラマ「東京タワー」であったはずなのですが、TVから流れてくるのは映画「オーシャンズ11」の前説。これはどうしたことか、もしかしてと思って「東京タワー」のキャストを見てみるとやはりそこには山本圭一の名前が。
極楽とんぼ山本の事件はもうしばらく様々なところで尾を引きそうですね。「東京タワー」はフジテレビ的にも結構力を入れていた様なので少々残念ではあります。

さて「オーシャンズ11」ですが、考えてみると私この映画見た記憶が無いなぁということで鑑賞することとしました。

「オーシャンズ11」(2001)
OCEAN'S ELEVEN

と思っていたのですが、しばらく見ていて気づきました。この映画、やっぱり見たことあるわ。なんつー印象の薄い作品であることか。まぁ細かいところはかなり記憶が薄れていましたんで、そのまま鑑賞続行。

ところで本作のオリジナルである「オーシャンと十一人の仲間」(1960)は好きな作品です。フランク・シナトラとその仲間達、いわゆるシナトラ一家が集まってなかばお遊び的に作り上げた伝説の映画ですね。その豪華キャストもさることながら、皆それぞれに楽しんで出演しているのが微笑ましく楽しい作品でした。物語自体は単純でさほど大した脚本でもなかったわけですが、いわばお祭り騒ぎ的にシナトラ一家の面々が大暴れするだけで嬉しい、文句なしの娯楽作品でした。

で、そんなある意味奇跡的な作品を大まじめにリメイクしちゃったのがこの「オーシャンズ11」。シナトラ一家にならって豪華キャストを集めてみたものの、11人ものキャストを持て余し気味なのが辛い。また変にシリアスぶった展開にオリジナルにあった楽しさも大きく減退。
元々が大したストーリーではないのだから、もっと展開をお笑いの方に振るべきだったのじゃないかなぁ。最新の技術を駆使した泥棒シーンにしても何でもあり的な小道具は緊張感を削ぐし、変にリアルな展開は様々な脚本上の穴を大きくしてしまっています。そして何より、オリジナルに比べてドラマ的にもキャラクター的にも「粋」じゃないというのが何とも残念。せっかくリメイクするのにオリジナルの一番の魅力を再現できていないのでは意味がないなぁと。

とまぁ色々と文句をつけましたが、でも軽~く見るには悪くない映画だとは思いますよ。やはり豪華キャストの競演を見るだけでも楽しいですし、特にエリオット・グールドの登場は嬉しかったですねぇ。

しかし本作で一番の問題と思うのは、ジュリア・ロバーツ扮するヒロインのキャラ付けがあまりに適当で、こんなバカ女を必死に取り戻そうとするオーシャンもまたバカにしか見えないというところでしょう。ジュリア・ロバーツという女優さんは結構好きなだけに、こういう魅力のない(しかしおそらくスタッフもキャストも魅力的な女性として描いているつもりの)役を演じているのを見るのは残念なことでした。


まーそれはそれとして思い出話を一つ。
オリジナルの「オーシャンと十一人の仲間」は子供の頃から何度もTV放送で見ているのですが、最後に見たのは10年ほど前でしょうか、サンTVの今は亡き「火曜ロードショー」でのことでした。で、その枠の解説は山城しんご氏がやっていたのですが、放送後の解説でやたらと怒っていたのが記憶に残っています。
何がそんなに気に入らなかったのかと言うと、悪役の声の吹き替えが関西弁だったこと。
「なんで悪役ゆうたらいつも関西弁で吹き替えられんねん! 関西をバカにしとんのか!」と(笑)。
いや、気持ちは分からないでもないけど、映画の解説してくれ(笑)。でもそのことがあってから、映画解説者としての山城氏が少し好きになりましたよ。

放送記録:2006年07月29日PM09:00~11:24関西テレビ「土曜プレミアム」

カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
はまりん
HP:
性別:
男性
管理者メニュー
カウンター
最新コメント
[11/24 はまりん(´▽`)y-~~]
[11/24 すくりん]
[05/07 はまりん(´▽`)y-~~]
[05/06 すくりん]
[04/10 はまりん]
最新トラックバック
バーコード
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]