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ちょっと前ですが、産経新聞にこんな記事が載ったようです。
洋画の日本語吹き替えL.A.で 高齢化で高まる需要
http://www.sankei.co.jp/news/051006/evening/07int001.htm
記事では高齢化社会の影響で吹き替え版の需要が大きくなっているという論旨ですが、まぁもちろんそれは大きな要因とは思うのですが、それとは別に字幕への不信感という部分も徐々に広がりつつあるのだろうなぁと思われますね。
かく言う私も子供の頃から映画は字幕派でして、昔はTVの洋画劇場での吹き替え放送などは「本物」の映画を見たことにはならないのである・・・なんていう主義(苦笑)だったりしたわけですが、いつしか字幕に対する意識もずいぶんと変化してしまいました。人間が丸くなったのかなぁ(笑)。
そんな昨今、特に意識の変化を強烈に後押ししてくれたのが、このブログでも最初の頃話題にした某大物字幕翻訳家氏が起こした多々の誤訳珍訳騒動だったわけです。
大好きな映画を馬鹿な誤訳で台無しにされるくらいなら、(他のまともな人が翻訳した)吹き替え版で見た方が良い。そう考える映画ファンは確かに増えて来つつあるように思います。
私もね、「エピソード3」と「宇宙戦争」を観に行った時、本当は吹き替え版で観ようと思ったんですよね。昔の私からは想像も付かないことですが・・・なにしろ両作共に上記大物翻訳家氏の字幕に問題有りという話を聞いていたものですから。結局「宇宙戦争」の吹き替え版は時期的に上映が終わっており、「エピソード3」の方は時間が合わないことで断念しましたが。
吹き替え版だと字幕に比べ情報量が多いという利点もありますが、俳優さんの生声が聞けないという大きな欠点もあります。個人的には字幕に問題が無い限りできればこれからも字幕版で観たいと思います。けれどここまで「いいかげんな映画字幕が多い」ということが明らかになってきた以上、配給会社なり(一部の、しかしやたらと仕事量の多い)翻訳家さんなりがもっと字幕の重要性を認識しないかぎり、これからも吹き替え版の需要は大きくなっていくのでしょう。
頼みますよ戸田センセ。事前に聞いていたとは言え「エピソード3」の「掃除が大変だ」には愕然としましたよ。
ところで、
イチロー俳優デビュー
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/oct/o20051017_30.htm
なんてニュースもありました。
来年正月放送の「古畑任三郎スペシャル」にマリナーズのイチローが出演するということです。
「古畑任三郎」自体は時々見ていた程度で大ファンというわけでもなかったのですが、イチローが本人役で、しかも犯人役で出演というのはかなーり興味ひかれます。いったい誰を殺すんだろう・・・とか(笑)。まー演技力とかはアレだとは思いますが、こういうのはお祭りですからいいと思いますよ。
イチローの出演は3夜連続の第2夜だそうですが、第1夜に石坂浩二氏が出るというのも楽しみです。これは、少なくとも1~2夜だけは見なくてはなりますまい。
記事の中で、吹き替えのダビング作業をアメリカでしているとのこと。
一昨年前、友人とアメリカ本土上陸を果たし、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドにはじめて行ったとき、スタジオ内に映画館があるのに驚きました。おそらく普段は試写会などに使うであろう1000人規模の映画館で、音響関係の担当者がたった一人でスクリーンに映されていた映像を見ながら、観客が映画館で実際に聞く音響に合わせるための作業をしていました。スケールとかそういうのを飛び越して、純粋に“贅沢”って思いました。
それって(もちろん実作業でしょうけど)観客に見せるためのアトラクションの意味合いもあったんですかね?
まぁしかし、流石映画王国というところでしょうか。
本場ハリウッドなんて贅沢は言いませんから、せめてUSJの「スパイダーマン」が見たいです(笑)。
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