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映画のコトやら何やら綴りませう
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かつて核シェルターとして使われていた砂漠の洞窟内に作られたクローン研究所。そこに持ち込まれた900年前の化石から取り出したDNAを実験にかけると、生まれ出たのは伝説の生物とされていたドラゴンだったのだ。急成長したドラゴンは口から炎を吐きながら研究所内で大暴れし、所員を次々と貪り喰っていく。軍から派遣されていたセキュリティ担当の若き兵士は、残った所員を脱出させるために奮闘するのだった。

「ドラゴン・ファイター/炎獣降臨」(2002)
DRAGON FIGHTER

と言うわけで本日の「シネマ・スタジアム」です。
「ジュラシックパーク」シリーズの影響下で作られたのでしょうけれど、蘇るのが恐竜ならぬ伝説の生き物ドラゴンというのが面白いところですね。
検索してみると本作はどうもオリジナルビデオ作品ということらしいのですが、確かにCGなどいささか安っぽくはあるのですが、いやいやなかなかどうして狭い研究所内の通路を火炎を吐きながら闊歩するあたり迫力はあります。
そして研究所爆発に続くクライマックスは大空に羽ばたいたドラゴンとジェット戦闘機の空中戦と、これまた見せ場を心得ています。
マルチスクリーンの多用とか面白いカメラワークとか演出力の無い分小手先の技巧に走ったきらいはありますが、ドラマ的には変に凝らずにストーレートかつダイナミックに描いたのは評価されるところでしょう。

ところで砂漠の地下洞窟の核シェルターで実験というプロットで思い出されるのが「大襲来!吸血こうもり」(1974)です。核戦争が始まり市民の中から選ばれた数人の男女が砂漠の地下洞窟内のシェルターに強制的に閉じこめられるが、その洞窟には無数の吸血こうもりが生息していた、というお話。チープで重苦しい雰囲気の作品ですが、こちらはドラマ的面白さで見せるB級SFパニックホラーの佳作でありました。

放送記録:2005年12月07日PM7:30~9:15サンTV「シネマ・スタジアム」

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