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映画のコトやら何やら綴りませう
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本年のGW最大のヒット作。ここんとこ邦画は東宝の一人勝ちみたいな状況が続いていたので、東映作品のヒットは業界全体の活気に繋がるといいなぁ。

「相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン」(2008)

警視庁特命係の二人、杉下と亀山は頻発する殺人がネットの処刑リストを元にした連続殺人事件と見抜く。ネットを通じて杉下にチェスの勝負を挑んでくる犯人。その勝負に残されたヒントから、杉下は犯人の狙いが東京ビッグシティマラソンに集まる十数万人を対象にしたテロだと気付いた。奔走する二人。そして犯人の真の狙いは。


殺人事件から連続殺人事件、大規模マラソン大会へのテロ、そして・・・と犯人の目標が明からなる度に徐々にスケールアップしていく展開は派手で良い感じ。劇場版ってことでいろいろと気張ってショーアップしようと頑張っているのもわかるわけですが、しかし作品全体としては結局TVドラマの2時間スペシャル版の枠内に収まってしまった感じ。良くも悪くもTVドラマの映画版という感じでしょうか。
チェス盤と地図を重ね合わせるアイデアは面白いものの、アイデア先行でドラマの中で生かし切れず。そもそも犯人の目的がアレだったならば、それまでの展開があまりにも持って回ったやり方ではないか。犯人像と犯行の手口の印象があまりに乖離しすぎているのではないか。何故犯人はそのような行動を取るのか、観ている間常に疑問がつきまとう困ったところ。犯人が愉快犯であるならともかくねぇ。ここらへん、アイデアをとにかく詰め込みたいという意識が先行しすぎて脚本の詰めが足りなかったという印象。裏で糸を引いていた真犯人が別にいたのではないか、○○がそうではないかという見方も出来ないことはないのですが、そちら説なら余計に納得できないストーリーになりそうです。
エキストラを大量に集めた東京マラソンのシーンも、本来なら映画の最大の見せ場でありスペクタクルシーンになり得るのに、しかしまったく生かされてなかったのは実に勿体ない。ここらへんハリウッド映画ならめいっぱい映像演出に利用するんでしょうけどね。
ついでながら、犯人逮捕後の(泣かせの)エピローグが長い。とにかく長い。ここら辺も2時間サスペンスぽく見せてしまう要因のような。

2時間弱の上映時間は退屈することもなく、そこは良いところ。全体としてそれなりに金もかかっているし映画らしいスケールの大きな話を作ろうとしたことも見て取れ、それはそこそこ成功はしていると思うのですが、そのためにドラマ自体に多くの綻びができてしまったという感じでしょうか。頑張ってはいるけど練り込みが足りず、また制作費や撮影許可の問題もあるのでしょうけど、いろいろと今の日本映画の限界を感じさせてくれるような作品でもありました。
なんかね、このハデではあるけどリアル感の無さってのは映画「名探偵コナン」の実写版を観ているようでしたよ。


大阪梅田ブルク7 シアター1にて鑑賞
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