[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
見ようか見まいか迷いましたが、再確認のために鑑賞。
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」(2001)
この映画に関してはこれまでも何度か語っていることなのでサラッと流します。
映画としての完成度は高いです。随所に笑えるシーンや泣かせるシーンを散りばめた演出も心憎い。
けれど、この内容を小さな子供達が楽しみにしている「クレヨンしんちゃん」で何故やらなくてはならなかったのか。
当時この映画を見た大人達が感涙に耽ったという報道がやたらとなされていたけれど、その一方で本来のお客さんである子供達の反応というものがまったく聞こえてこなかった。
本作を中心とした原恵一監督の「クレヨンしんちゃん」諸作に描かれるノスタルジックへの拘りは年代的には私の世代に直球ド真ん中だけれど、それを幼児向けアニメで展開する感性には賛同出来ないし、もっとはっきり言えば気持ち悪い。原監督的におそるおそるノスタルジーへの拘りを小出しにしたのだろう「爆発!温泉わくわく大決戦」(1999)や「嵐を呼ぶジャングル」(2000)の中途半端ぶりも気持ち悪かったけれど、一つの完成型を見た本作はもっと不快なものを感じます。
繰り返し言いますが本作の完成度は高いし、評価もします。けれど好き嫌いで言うなら、私にはどうにも好きになれない作品なのですよ。
放送記録:2006年09月30日PM07:00~08:54ABCテレビ「クレヨンしんちゃんテレビ15周年記念!」
安倍新内閣が発足ということで、TVニュースを付けているとやたらと安倍氏安倍氏という言葉が連呼されています。その度に頭の中に「北斗の拳」のシーンが浮かんで困ってしまうんですよねぇ(笑)。
さておき、今日は楽しかったアニメ番組とお別れの日でした。
アニマル横町
第101話「どき☆どき 扉が消える日!? の巻」
第102話「どき☆どき 最終回 の巻」
「アニ横」らしい良い最終回でした。
Aパートで思い切り緊張感(笑)を盛り上げておいて、しかる後Bパートの冒頭であっさり解決。後はみんなでダラダラしながら「最終回」のネタ出し。このスカし具合、ぶっちゃけ具合が堪らない。ありがちな最終回にはするもんかっていうスタッフの心意気が伝わってきます。
そして最後はホロリとさせつつも明るく楽しく終了。
1年前に放送が始まった当初は今一つ感があり、まぁ少女向けアニメだしなぁなんて思ったものですが、ところが回が進むに連れてどんどんキレた内容になっていくのが楽しゅうございました。中にはあまりにも子供の視聴者を無視したような展開に視聴率的に大丈夫かなと思ったりもしましたし、まぁ実際に視聴率的には苦しかったようですが、しかしそれは子供向けアニメとしてはどうよと思いつつ楽しゅうございました。
1年間楽しませて頂きありがとうございました。
それにしてもまた楽しみに見るTV番組が減ってしまった・・・。
丹波さんと言えばタンバでルンバ・・・
でなくて、丹波さんと言えば'50年代からジャンルに拘らない膨大な数の映画やドラマに出演した、邦画界における重鎮の一人でしたね。セリフを覚えてこないのでいつもカンペ見ながら演技してるとか、どんな役を演じてもいつも丹波哲郎にしか見えないとか、まぁいろいろ言われることの多かった御仁ですが、でもそんな丹波さんらしいところが好きでしたよ。
「007は二度死ぬ」(1967)で日本国エージェントのリーダーであるタイガー田中を演じて国際派スターと呼ばれたりもしましたが、私の年代で直球ド真ん中だった'70年代のパニック映画の諸作に次々登場していたのが懐かしくも印象的でした。「ノストラダムスの大予言」(1974)や「新幹線大爆破」(1975)、「東京湾炎上」(1975)、特に好きなのは重々しくも人間味豊かに日本国総理大臣を演じていた「日本沈没」(1973)ですかね。もちろん「砂の器」(1974)でのクライマックスの見事なまでの独壇場も忘れてはなりません。しかし「日本沈没」や「ノストラダムス」を見て、これほど演説の似合う俳優さんもそうは居ないなぁと思います。
まぁ出る作品を選ばないので制作会社を問わず大作から小品まで駆り出され、そして誰よりも強烈な印象を見た者に残してしまうところは良かれ悪しかれ丹波さんという感じでしたねぇ。
いちおうこのエントリーは訃報なわけですが、あまりしんみりとしてしまわないところも丹波さんならでは。もっともっといろんな作品で丹波さんを見たかったとも思いますが、こればっかりは仕方無し。300本を超える出演作を残してくれただけでも良しとすべきでしょう。
9月24日、肺炎のために死去。享年84歳。
心よりご冥福をお祈りします、が、きっと丹波さんのことだから言われるまでもなく今頃はいつもと同じく飄々と大霊界を闊歩しているのでしょうねぇ。
・読売ONLINE
『「砂の器」「Gメン75」丹波哲郎さん死去』
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20060925i414.htm
・朝日.com
『俳優丹波哲郎さん死去 国際的活躍、死後の世界にも関心』
http://www.asahi.com/culture/movie/TKY200609250336.html
・産経Web
『俳優の丹波哲郎氏が死去 「霊界研究」でも活躍 』
http://www.sankei.co.jp/news/060925/bun002.htm
・丹波哲郎のフィルモグラフィ
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=50625&ct=
はみだし刑事とはみだし麻薬犬のコンビが活躍するコメディタッチの刑事アクションですよ。公開当時やたらとTVCMが流されていたのが懐かしく思い出されます。
って言うか、実は今日のTV欄を見て、おお!雪山登山と男の友情を描いた感動作ではないか、ロードショー時以来久しぶりに見てみるかぁ!と思ってチャンネルを合わせたことはここだけの秘密です(笑)。アレは「K2」(1991)でしたねぇ。
「K-9 友情に輝く星」(1988)
K-9
いつもやりすぎて上司と大喧嘩の絶えないはみ出し刑事。麻薬組織のボス逮捕に執念を燃やす彼はひょんなことから一匹の麻薬犬とコンビを組むことに。だがその犬も麻薬犬の中のはみ出し犬だった。
なんと言いますか、そこそこ笑えてそこそこ楽しめる刑事アクション作品です。
だけどそれ以上の作品じゃないんですよねぇ。まったく驚きのない生真面目な脚本。ギャグも所々クスリとはできるものの大爆笑するほどでは無く、アクションシーンもまぁこんなもんでいいだろ的な、全体として安いアクション映画に収まってしまっているのが勿体ない気もしますね。
ダーティ・ハリーのパロディ的なはみ出し刑事を演じるのはジェームズ・ベルーシ。天才的なコメディ俳優でありながら若くして亡くなったジョン・ベルーシの弟さんで、お兄さん同様演劇にコメディにと活躍した人ですが、イマイチお兄さんみたいな華がないのが辛いところ。本作の頃が「レッドブル」(1988)でアーノルド・シュワルツェネッガーと競演したりと絶頂期だったでしょうか。主演するほどには華がなく、むしろ脇役で光るタイプな気がします。
最近名前を聞かないなぁって思っていましたが、映画よりTVの方でいろいろと出ていたみたいですね。TVムービー等で「K-911(ナイン・ワン・ワン)」(2000)「K-9 はみだしコンビ大復活!」(2002)と続編が作られているあたり、やはりこの「K-9 友情に輝く星」がジム・ベルーシの代表作ということなのでしょう。
放送記録:2006年09月23日PM07:30~09:16サンテレビ「シネマスタジアム」
・痛いニュース
『妹「おはよう。おにいちゃん。起きてってば~、ほら。・・・ったく、しょうがないんだから!」 1回300円 』
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/803432.html
・おにいちゃんのケイタイOHP
http://www.oni-tan.com/
きんもー☆(一度使ってみたかった(笑))
だいぶと涼しくなってきましたね。特に朝晩。で、こういう季節の変わり目には必ず風邪をひいてしまうんですわ。
こう言う時には薬を飲んで安静にしているに限るわけですが、こんな状態で雪山にでも放り出されたら堪らんなぁとかボーっとした頭で考えたり。しかも人喰い熊でも襲ってこようものなら確実に生還出来ない自信があります。
と言うわけで、もう昨夜ですがぐったりしながら見た映画。
「ザ・ワイルド」(1997)
THE EDGE
有り余る金と若く美しい妻を手に入れた大富豪の老人。そんな彼の唯一の不安は写真のモデルをつとめる妻が若いカメラマンと浮気をしているのではないか、そしてそのカメラマンが妻と財産を手に入れるために自分を殺そうと企んでいるのではないかということだった。
妻とカメラマンの撮影旅行に同行してアラスカの山奥のロッジまでやって来た富豪。ひょんなことから彼は妻をロッジに残し、カメラマンと共に飛行機に乗ってさらに奥地へと向かうことになる。だが渡り鳥の群れに突っ込んだことで飛行機は墜落し、彼らは人喰い熊の徘徊する原生林に投げ出されることになった。
発端となるストーリーは遺産と女を巡るなんだかお昼のメロドラマみたいな設定ですけど、いざ山中でのサバイバルが始まると俄然面白くなってまいります。互いに反目し合いつつ、生き延びるために否応なく力を合わせていく二人の男。二人は大自然の脅威を切り抜けることが出来るのか。そしてカメラマンには本当に殺意があるのか。
さらに面白いのはこの二人の設定ですね。富豪の老人は大の読書好きという設定で、本から得た様々な知識を生き抜くために生かしていく冷静沈着な人物。一方若くハンサムなカメラマンはただ他人に当たり散らし、おろおろするばかり。
富豪を演じるのはアンソニー・ホプキンス。ハンニバル・レクターでお馴染みの役者さんですが、私的にはそれより以前まだそんなに有名でなかった頃の「遠すぎた橋」(1977)での最後の橋を確保し続ける隊長役が印象に強かったりします。この「ザ・ワイルド」の頃で60歳くらいですがアクションもこなし、そして重厚な演技派流石に上手いところです。
カメラマン役はアレック・ボールドウィン。こちらも好きな役者さんですが、本作でも口先ばかりの傲慢な男を見事に演じていました。
さて、アラスカの山々を背景に飛ぶ飛行機の素晴らしく美しい空撮(そしてジェリー・ゴールドスミスの音楽がまた美しい)から一転して彼らを襲う大自然の脅威なのですが、飢えや寒さといった切迫した空気が画面から伝わってこないのはかなり不満です。ですがその代わりに最大の脅威として登場するのが人喰い熊というわけですね。
熊が襲ってくるというと「グリズリー」(1976)とか「アドベンチャー・ファミリー」(1975)とか思い出しますが、本作の熊ちゃんも主人公達をどこまでも追い続け襲いかかってくるというなかなかのモンスターぶりを見せてくれます。
このままでは到底逃げ切れないと悟った二人が力を合わせて熊と戦うところが本作の最大の見せ場。スターを本当に熊と戦わせるわけにはいかないのでスタントや編集で誤魔化してはいますが、いや流石に本物の迫力。緊迫感溢れる編集で、傷つきながらもなんとか熊を仕留めた瞬間には大喝采です。
熊を倒した後はさしたる危機もなく、最後は男同士の対決と相成ります。ここは二人の演技力の最大の見せ場でもあり悪く無しですが、直前に熊殺しという大きなカタルシスが合った分展開的心情的に少々厳しいなぁとも感じたり。
監督のリー・タマホリは本作の後「007 ダイ・アナザー・デイ」(2002)や、その007シリーズのパロディみたいな「トリプルX」(2002)の続編「トリプルX ネクスト・レベル」(2005)といった大味なアクション映画を撮っていますが、本作のような重厚な趣のある作品をまた撮って欲しいですね。
放送記録:2006年09月21日PM09:00~10:54テレビ大阪「木曜洋画劇場」
さて今日の金曜ロードショーのお題はヤン・デ・ボン監督の出世作「スピード」(1994)がまたまた登場ですか。本編はいささか締まらない内容ですが、頭のエレベーターでのサスペンスシーンはなかなにか絶品なんですよねぇ。今回もそこだけ見るかな。
秋篠宮妃紀子様、本日午前8時27分に男児を無事ご出産されました。
本当におめでとうございます、心よりのお慶びを申し上げます。また無事にご出産されたことだけでもおめでたいことですが、男児ご出産ということで大騒ぎしていた馬鹿馬鹿しい皇室典範改変問題もおそらく沈静化することも嬉しいことです。
ということで各紙の報道。
読売ONLINE
・元気な産声、喜び分かつ秋篠宮ご一家
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060906it04.htm?from=top
・特集 秋篠宮家 男児ご誕生
http://www.yomiuri.co.jp/feature/fe6800/index.htm
産経Web
・紀子さま、男のお子さまご出産
http://www.sankei.co.jp/news/060906/sha010.htm
・特集 秋篠宮家 親王さまご誕生
http://www.sankei.co.jp/databox/imperial/index.html
MSN毎日インタラクティブ
(どうしたことか最近ここに飛ぼうとすると何かダウンロードしようとするのがSpybotに引っかかって、同時にブラウザが固まってしまうんです)
朝日.com
・紀子さま、男児ご出産 皇室に41年ぶり、皇位継承3位
http://www.asahi.com/national/update/0906/TKY200609060088.html
ところで朝日さんの上記記事の最後の一文・・・
>今回の男児誕生で、秋篠宮家の皇族費は年間で305万円増額(男女とも同額)され、5490万円となる。
ただおめでたいというだけではなく、わざわざこういう嫌味っぽい一文を付け加えるところが朝日さんらしいところですかね。でも、我慢できなかったのかもしれないけど、ちょっと早いよ。今日くらいは表面上だけでも喜んでる振りをしておこうよ。
ちなみに今朝のテレビ朝日の方の報道はこんな感じ↓だったようです。うーむ・・・
世の中を生暖かく見守るブログ
・紀子様男子出産、テレ朝喪服姿でオメコメ
http://blog.livedoor.jp/tonchamon/archives/51058699.html
ところでテレビ東京は相変わらず素晴らしい(笑)。
mumurブルログ
・テレビ東京が紀子さまご出産街頭インタビューで高橋名人を捕獲する
http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/50617283.html
本日は新総理に安倍晋三さんが決定したり、タイで無血クーデターがあったりと重要なニュースがありましたが、それ以上にちょっとショックなニュース。
まぁ私は最近の若手人気声優さんたちの名前なんてほとんど知りません。興味がないと言うより、もう今更覚えきれないというところでしょうか。一方で'70~80年代のアニメ黄金期を過ごしてきた身としては、その頃活躍してられた今ではベテラン声優と呼ばれる方々には愛着があります。
今月19日、曽我部和行さんが食道癌で亡くなられたそうです。
タツノコプロの傑作アクション「破裏拳ポリマー」の主役や、大好きだった「J9」シリーズのリーダー役等々、本当にイイ声をしてられました。
享年58歳。先月亡くなられた鈴置洋孝さんが56歳だったのと同様に早すぎる死が惜しまれます。
また曽我部さんの訃報についてネットを彷徨っている内に戸谷公次さんが今年亡くなられていたという情報にも行き当たりました。
戸谷さんもまた鈴置さん曽我部さんと同世代のベテラン声優で、「機動戦士ガンダム」他多数のアニメで主に脇役専門に演じられ、名脇役と言われていました。最近ではTV番組のナレーションもいろいろやってられましたね。
享年57歳。本年2月に急性心不全により死去。
そう言えば曽我部さんも「機動戦士ガンダム」でルナツーのワッケイン司令他を演じられていましたし、お三人とも「ガンダム」世代にとってはど真ん中の声優さんだったのですよねぇ。そしていずれも50台という若さで亡くなられるという、まことに残念なことになってしまいました。
お二人の訃報は報道ソースでは見あたりませんでしたのでWikipediaのページを紹介しておきます。
曽我部和行さん
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9B%BD%E6%88%91%E9%83%A8%E5%92%8C%E6%81%AD
戸谷公次さん
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%B8%E8%B0%B7%E5%85%AC%E6%AC%A1
06 | 2025/07 | 08 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
・落合寿和の字幕翻訳日記
・一瀬隆重公式ブログ
・前田有一の超映画批評
・痛いニュース(ノ∀`)
・25 o'clock
・mumurブルログ
・とりかご
・中国毒物情報局