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映画のコトやら何やら綴りませう
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「フレッシュ・ゴードン」(1974)のDVDを見ました。かの「フラッシュ・ゴードン」を始め、様々なSF映画をパロった愉快なSFソフトポルノです。これを'78年に日本で一般作として公開された時に劇場で鑑賞して以来なのですが、当時の公開版がボカシとカットだらけでズタズタだったのに対して今回はヘア無修正版と言うことでボカシは最小限。前から見たいと思っていたのでとても満足でした。

と言うことで今回は「フレッシュ・ゴードン」の感想でも書こうかと思いつつネット散策をしていたところ、漫画家石川賢さんの訃報を目にしてしまいました。
まだ各新聞社の訃報欄には載っていないようですが、高千穂遥さんのweb日記に詳細が出ていましたので残念ながら事実のようです。

Takachiho-Notes
http://www.takachiho-haruka.com/

かつての永井豪信者として、またダイナミックプロ作品を読みふけった少年時代を過ごした私にとって、そのダイナミックな活劇漫画と共に石川賢さんは決して忘れ得ぬ作家でありました。特に氏の「魔界転生」は原作や映画版と比べても最も好きな作品でした。
心よりご冥福をお祈り致します。

とか書いていたらasahi.comに訃報が出ていたようですね。

asahi.com
『「魔界転生」などの漫画家、石川賢さん死去』

http://www.asahi.com/obituaries/update/1116/002.html

> 石川 賢さん(いしかわ・けん=漫画家、本名・賢一=けんいち)が15日、急性心不全で死去、58歳。通夜、葬儀の日取りは未定。

> 69年に漫画家永井豪さんのダイナミックプロに入り、アシスタントを務めるかたわら「ゲッターロボ」(永井さんと共著)、「魔界転生」などを発表した。

58歳ですか・・・本当に惜しまれます。

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このブログを読まれる方の多くには馴染みのない名前だとは思いますが、私を含め一部の人々にとってはショックなニュースであります。

同人誌即売会コミックマーケット準備会の代表、米やんの愛称で親しまれていた米澤嘉博さんが今日10月1日午前4時40分、肺ガンのために亡くなられました。

私自身ここ数年はさぼり気味ではありましたが、同人者にとってコミケは最大のビッグイベントでありましたし、米澤さんの名前はとても大きなものでありました。
常に情熱を持って同人者を見守っていてくれた米澤さん、享年53歳はあまりに早すぎるでしょう。願わくば米澤さんの意志を受け継いだ人々の手によってコミケが存続していくことを。それこそが最高のはなむけだと思います。
残念ではありますが、でも長い間本当にお疲れ様でした。心よりのご冥福をお祈り申し上げます。

・コミックマーケット公式サイト
http://www.comiket.co.jp/

・訃報(上記公式サイト内)
http://www.comiket.co.jp/info-c/C71/061001.html

丹波さんと言えばタンバでルンバ・・・
でなくて、丹波さんと言えば'50年代からジャンルに拘らない膨大な数の映画やドラマに出演した、邦画界における重鎮の一人でしたね。セリフを覚えてこないのでいつもカンペ見ながら演技してるとか、どんな役を演じてもいつも丹波哲郎にしか見えないとか、まぁいろいろ言われることの多かった御仁ですが、でもそんな丹波さんらしいところが好きでしたよ。
「007は二度死ぬ」(1967)で日本国エージェントのリーダーであるタイガー田中を演じて国際派スターと呼ばれたりもしましたが、私の年代で直球ド真ん中だった'70年代のパニック映画の諸作に次々登場していたのが懐かしくも印象的でした。「ノストラダムスの大予言」(1974)や「新幹線大爆破」(1975)、「東京湾炎上」(1975)、特に好きなのは重々しくも人間味豊かに日本国総理大臣を演じていた「日本沈没」(1973)ですかね。もちろん「砂の器」(1974)でのクライマックスの見事なまでの独壇場も忘れてはなりません。しかし「日本沈没」や「ノストラダムス」を見て、これほど演説の似合う俳優さんもそうは居ないなぁと思います。
まぁ出る作品を選ばないので制作会社を問わず大作から小品まで駆り出され、そして誰よりも強烈な印象を見た者に残してしまうところは良かれ悪しかれ丹波さんという感じでしたねぇ。

いちおうこのエントリーは訃報なわけですが、あまりしんみりとしてしまわないところも丹波さんならでは。もっともっといろんな作品で丹波さんを見たかったとも思いますが、こればっかりは仕方無し。300本を超える出演作を残してくれただけでも良しとすべきでしょう。

9月24日、肺炎のために死去。享年84歳。
心よりご冥福をお祈りします、が、きっと丹波さんのことだから言われるまでもなく今頃はいつもと同じく飄々と大霊界を闊歩しているのでしょうねぇ。

・読売ONLINE
『「砂の器」「Gメン75」丹波哲郎さん死去』
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20060925i414.htm
・朝日.com
『俳優丹波哲郎さん死去 国際的活躍、死後の世界にも関心』
http://www.asahi.com/culture/movie/TKY200609250336.html
・産経Web
『俳優の丹波哲郎氏が死去 「霊界研究」でも活躍 』
http://www.sankei.co.jp/news/060925/bun002.htm

・丹波哲郎のフィルモグラフィ
http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=50625&ct=

本日は新総理に安倍晋三さんが決定したり、タイで無血クーデターがあったりと重要なニュースがありましたが、それ以上にちょっとショックなニュース。

まぁ私は最近の若手人気声優さんたちの名前なんてほとんど知りません。興味がないと言うより、もう今更覚えきれないというところでしょうか。一方で'70~80年代のアニメ黄金期を過ごしてきた身としては、その頃活躍してられた今ではベテラン声優と呼ばれる方々には愛着があります。
今月19日、曽我部和行さんが食道癌で亡くなられたそうです。
タツノコプロの傑作アクション「破裏拳ポリマー」の主役や、大好きだった「J9」シリーズのリーダー役等々、本当にイイ声をしてられました。
享年58歳。先月亡くなられた鈴置洋孝さんが56歳だったのと同様に早すぎる死が惜しまれます。

また曽我部さんの訃報についてネットを彷徨っている内に戸谷公次さんが今年亡くなられていたという情報にも行き当たりました。
戸谷さんもまた鈴置さん曽我部さんと同世代のベテラン声優で、「機動戦士ガンダム」他多数のアニメで主に脇役専門に演じられ、名脇役と言われていました。最近ではTV番組のナレーションもいろいろやってられましたね。
享年57歳。本年2月に急性心不全により死去。

そう言えば曽我部さんも「機動戦士ガンダム」でルナツーのワッケイン司令他を演じられていましたし、お三人とも「ガンダム」世代にとってはど真ん中の声優さんだったのですよねぇ。そしていずれも50台という若さで亡くなられるという、まことに残念なことになってしまいました。

お二人の訃報は報道ソースでは見あたりませんでしたのでWikipediaのページを紹介しておきます。

曽我部和行さん
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9B%BD%E6%88%91%E9%83%A8%E5%92%8C%E6%81%AD
戸谷公次さん
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%B8%E8%B0%B7%E5%85%AC%E6%AC%A1

29日の岡田眞澄さん死去の報にも驚いたのですが、続いて30日には今村昌平監督が亡くなられてしまいました。
このブログでは最近意識して訃報の記事は書かないことにしていたのですが、これには結構な衝撃でしたのでここに記します。
今村監督の作品は実は私自身はあまり見ていないのですが、その映画界に残された足跡は非常に大きなものでした。岡田眞澄さんは近年はバラエティー番組でのイメージが強いのですが、子供の頃から好きな俳優さんのお一人でした。今村監督が79歳、岡田眞澄さんが70歳と、共に早すぎる死に残念に思います。

・俳優の岡田眞澄さんが死去
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20060529i213.htm
・おくやみ 今村昌平氏=映画監督
http://www.yomiuri.co.jp/national/obit/news/20060530zz23.htm

昨日の夕刊(16日付毎日新聞)より、女優のシェリー・ウインタースさんが亡くなられたそうです。
1943年の「風を起す女」でデビュー以来数々の作品に出演してきた名脇役で、「アンネの日記」(1959)と「いつか見た青い空」(1965)で2度のアカデミー助演女優賞に輝いています。
が、私にとっては「ポセイドン・アドベンチャー」(1972)における人の良い太ったおばさんの印象が何よりも強い女優さんでした。あの、元水泳選手だと言って水に飛び込み、主人公を助けながらも自らは命を落としてしまう役所です。
その後は「テンタクルズ」(1977)や「デルタ・フォース」(1985)のようなB級作品での助演が目立っていましたが、つい数年前まで現役として活躍されていました。

昨年10月に心臓発作で入院というほうどうもありましたが、この14日に心不全で亡くなられたということです。
85歳、ご冥福をお祈り致します。

訃報記事がネットニュースサイトではちょっと見あたりませんでしたので、昨年の入院の記事です。
オスカー女優シェリー・ウィンタース、心臓発作で入院
http://movies.yahoo.co.jp/m2?ty=nd&id=20051025-00000006-flix-ent

数多くの映画、ドラマ等に出演した名脇役、藤木悠さんが19日に亡くなられました。
報道ではTVの「Gメン'75」や黒澤作品に出演していたことが取り上げられていましたが、どちらかと言えば東宝のクレイジーキャッツシリーズなどでのコメディリリーフ的な役所が印象に残る役者さんでした。特に「キングコング対ゴジラ」(1962)「モスラ対ゴジラ」(1964)でのコメディアンぶりは強く印象に残っています。
74歳。最近では「北の零年」(2004)にも出演され、役者としてまだまだ活躍できるお歳なだけに残念なことです。


【産経Web】俳優の藤木悠さんが死去 黒沢作品などの脇役で活躍
http://www.sankei.co.jp/news/051220/bun046.htm

051206harahisako邦画を見ていると、ふと印象に残る優しげな風貌のおばあさん。
原ひさ子という女優さんはそんなイメージでした。
映画やTVドラマなど多数に出演した原さんですが、不思議と作品そのものの印象は薄いのですよね。なのに原ひさ子さんが登場していたことだけは頭に残っていたりするものです。個人的には作品込みで一番印象に残っているのは「悪魔の手毬唄」(1977)でしょうか。
存在感のある脇役を演じられる数少ない女優さんだったと思います。

今月4日、心不全のために96歳で亡くなられました。
ご冥福をお祈り致します。

写真の記事は12月6日毎日新聞夕刊のものです。

【YOMIURI ONLINE】最年長現役女優、原ひさ子さんが死去…96歳
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20051206i504.htm

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